反日ほど統一教会批判及び腰
昨日開票された沖縄県知事選挙は、過去二番目に低い投票率に終わり、しらけた県民が賢明な判断を下しきれませんでした。
私がもうはっきりと「佐喜眞淳元宜野湾市長を」と呼び掛けたのは、それだけ厳しい選挙だったからです。下地幹郎候補が最初から「佐喜眞票」を喰うべく動いていたこともありますが、統一教会(世界平和統一家庭連合)問題と安倍晋三元首相の国葬儀に難癖をつける言論がこの選挙に悪影響を及ぼしていました。
四年前に玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事が掲げた公約のうちわずか四件しか実現していないくせに「公約実現率九十八・六%」などと嘘の選挙公報を掲載した頭の悪い詐欺師が再選されてしまうとは、いかに対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)の恐ろしい利権が「紅い沖縄」を占領しているか、分かろうというものです。
これでさらに四年間に及んで、何度でも同じ間違いを平気で繰り返す県政が続きます。県経済の回復も絶対にありません。断言します。この一点に於いて県民が賢明な判断を下してくれることを願ったのですが、残念ながら自分たちの懐を犠牲にしてしまったようです。
それほど沖縄県民にも統一教会問題が暗い影を落としてしまったのですが、私が「まず日本テレビと讀賣新聞社」に警告して半分その通りになり、続いて「テレビ朝日も」と予告しましたが、本体の朝日新聞社が先に出ました。
統一教会設立の建前に掲げた「反共」と自民党や米共和党の親和性は過去、確かに高かったのですが、実のところ創業者の文鮮明氏は、北朝鮮とも通じており、本当は朝日新聞社のような「容共」と申しますか、ただの「対日ヘイト」とのほうが強烈に親和性は高かったのです。
安倍晋三元首相が北朝鮮による日本国民拉致事件に取り組む過程で、その事実を知ったがゆえに統一教会と距離を置き、消費者契約法の改正にまで踏み切りました。これが真実です。
ところが、以下のようなデマが吹聴されています。安倍元首相が暗殺されてしまったのをいいことに、テレビに出始めた連中や安倍元首相に好かれなかった自民党議員までもが平気で嘘を垂れ流しているのです。
この人の指摘の仕方は、まさに私が延延と申してきましたように統一教会そのものの問題よりも自民党議員に問題があるというミスリードに終始しています。これでは、詐欺カルトの被害者たちが救われません。何をどう調べたらこの程度にしかならないのでしょうか。
毎年放送される偽善番組のみならず韓流コンテンツの買い取りでも統一教会とズブズブな日テレに、この人ともう一人の「落武者」が最近また頻出するようになりました。その落武者曰くがこれです。
「国葬というものをやれば、統一原理の教えからすれば自分たちを支えてくれた安倍晋三さんが国葬で祝われることによって、さらに彼らのいう霊会で光り輝くんですよ」
この人が統一教会信者なのでは、と思うほど頓珍漢な説明です。この発言の中で「安倍さんの霊魂」とか何とかとまで述べ、国葬儀が統一教会の教義に則って行なわれるものであり、まるで安倍元首相が信者だったかのような誤解を視聴者に与えました。
安倍元首相と自民党を「地獄へ」落とすためなら論理も筋も何もありません。鈴木エイト氏も有田ヨシフ氏も、まさに「反自民教会」というカルトそのものに堕ちています。
統一教会そのものの問題点をつまびらかにし、被害をなくすことが議論の根幹でなければなりません。朝日が及び腰であるように、実は対日ヘイトの報道権力が最も統一教会を批判したがらないのです。
皇紀2682年(令和4年)9月12日 9:39 AM
沖縄県知事選、NHKその他で午後8時過ぎ早々にデニー氏当確を流し、あっさり決着がついてしまいました。
立憲、共産、れいわ、社民党等が推し、沖縄独立を謳ったデニー氏がすんなり当選するとは沖縄も相当ヤバいですね。というか自民は何をしていたのでしょう。
統一教会の火消しと自身の保守層潰しで精一杯だったのでしょうか。よもや媚中岸田政権もこの結果を望んでいたわけではないでしょうね。