国歌不起立教諭と中国の愚
大阪地方裁判所と大阪高等裁判所には、大阪市の橋下徹元市長が就任して(いよいよ大阪維新の会による地方自治が固まって)以降、特に極左活動家の転任が集中しているように思うのは、私だけでしょうか。
発端は、平成二十七年二月十七日記事でも申した「現在れいわ新選組の大石某元大阪府職員らと同種の類いが地方公務員法違反に及んでいた大阪市役所内特定政治活動の温床(=労組事務所)」を市民のために取り除こうとした橋下市長(当時)に対し、地裁の中垣内健治裁判長(当時)がはねのけた「判決自体が違法」な判決で明白になりました。
この中垣内氏は現在、高裁の総括判事に成り上がっています。そして、この高裁の「逆転」判決です。職務命令違反を法的に不問としたような本多久美子裁判長という活動家の氏名も、私たち国民が「要注意危険人物」としてよく覚えておかねばならないでしょう。
因みにもう一つ。地裁時代の中垣内裁判長といえばご存知、フジ住宅(大阪府岸和田市)が在日韓国人の元社員に訴えられてしまった裁判で、被告席に立たされた同社会長に向かって「(北朝鮮による拉致事件の解決を願う)ブルーリボンバッヂを外しなさい」と高慢にも命令した私たち国民の敵です。
これは、司法権力による暴力以外の何ものでもなく、国民に対する弾圧であり、私たちが決して許してはなりません。
中垣内氏の手口は、まるで中共のようです。恥ずかしい限りであり、わが国の司法権力にこの種の暴力活動家が潜み、いざとなれば私たちを弾圧するというのであれば、わが国も中共とそう大して変わらないのかもしれません。
そう、日本の国家三権は、残念ながら腐り切っているのです。
日本の腐り切った行政権力に対し、岸田政権の布陣を見て効果的脅迫を繰り返す中共は、まさに犯罪国家そのものです。
もはや冬季五輪北京大会(北京五輪)に外交的ボイコット(外交団の不参加)で抗議することが効果的か否かは、外交議論の中心ではなくなり、かつて六四天安門事件の国際的非難から救ったわが国に信義を示さなかったどころか対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)で応えた中共の、その北京政府の下の下の外交部くんだりにこのような脅迫的言辞を弄されるいわれはありません。
中共が脅迫という墓穴を掘った以上、彼らにとって「誤った行為」という「正しい行為」を岸田文雄首相自らが決断すべきです。
北京五輪は既に失敗しました。夏季五輪東京大会(東京五輪)にはなかった類いの失敗です。
法治を外れ、国民を弾圧する権力に未来はないと思い知らさねばならないのです。
皇紀2681年(令和3年)12月10日 12:29 PM
いつも有難う御座います。
「ブルーリボンバッヂを外しなさい」と高慢にも命令したーーー外せと言う理由がどうしても
理解できないのです、いつも気になっています。
皇紀2681年(令和3年)12月12日 12:50 AM
貴重なご意見をありがとうございます。
これがピンクリボン(乳癌の早期発見のための啓発と患者支援)だったらどうだったか、という話です。
法廷内での政治活動をたしなめた(法廷内秩序の維持)という中垣内裁判官の言い分があると思いますが、その自分が最も「公平公正であるべき法廷」で政治活動をしているという自覚がありません。ブルーリボンが駄目だといわれたのは、例えば被害者ご家族が遺影を持参して法廷に入るのを止められたというような話と同種だと思われます。
明らかに政治的文言の並ぶプラカードやチラシの持ち込み(よく韓国の国会議員と立憲民主党ら野党議員が国会内に持ち込んで騒いでいるようなもの)が禁じられるのは、秩序維持の目的と十分に確認できますが、裁判の争点と何ら関係のない衣服の一部までもを「外せ」と命令したのは、明らかに人権侵害です。