朝鮮半島で遊ぶ2バカ記事
マレーシア(馬国)のマハティール・モハマド首相の返り咲きは、ここでもすぐに扱いましたが、早速ナジブ・ラザク前首相によって進められた「屈中政策」の見直しに入りました。
例えば馬国とシンガポール(星国)を結ぶ馬半島高速鉄道計画ですが、中共共産党の介入と杜撰な工事、或いはそもそも完成しないことが予見される中共の入札を断わるような条件を新たに設けるかもしれません。
九十二歳のドクター・マハティール首相にどこまでできるかは分からない、という意見もありましょうが、彼は既にアンワル・イブラヒム元副首相を後継に指名しています。獄中にいたアンワル氏は、国王陛下の恩赦という形で十六日に釈放されました。この「囚人から首相へ」の期間をマハティール首相が繋ぐ、という構想を首相自身が描いたのです。
かつて亜州通貨危機の際、この二人は「親子」とまでいわれた蜜月関係を破綻させ、アンワル副首相(当時)が獄中に去りました。しかし、彼を回教国で「同性愛疑惑」に再度まみれさせ、またも獄中に閉じ込めたのは、ナジブ前首相です。この辺りからマハティール首相とアンワル元副首相の関係が復活していました。二人の利害が一致したのは、ナジブの「屈中」とそれによる利権の独占を許さない点だったのです。
今度は恐らく、ナジブ前首相が逮捕されるでしょう。彼には、自身が設立させた国有投資会社「1MDB」をめぐる巨額の金銭疑獄事件が発覚して久しく、これを自身の政権下で隠蔽してきた(日本の甘ったれた記者たちはよく聞くがいいが、ナジブ首相は政権批判をした記者たちを逮捕させ、経済紙二紙を発刊禁止にした。これを「権力による報道・言論弾圧」という)のがマハティール政権の発足で、司直の手に堕ちるかもしれません。
■第7回 救国の提言講演会<関西>
日時 平成30年6月10日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
場所 神戸市勤労会館3階(地図は施設概要を参照)
■第8回 救国の提言講演会<東京>
日時 平成30年6月17日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
場所 文京区シビックセンター3階(地図は案内図を参照)
~第7・8回 共通の項目~
内容 ニュースの見方講座「韓半島・中共・米国と日本」
政治の話し方講座「陳情ってどうやるの?」
参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
申込み 参加お申し込みページより
ご氏名、参加人数をお知らせください。
さて、相変わらず「蚊帳の外」の意味を分かっていない人がいます。その記事の中に「アホや」とありますが、この程度の知識でこんな記事を書いた人こそ「アホ」でしょう。先月二十八日記事と二十九日記事で申したのが「蚊帳の外」の現実であり、安倍政権を批判するにしても正確を期してこのぐらいのことは書いていただきたいものです。
また、外務省の外交青書を扱ったバザップ配信記事についても、もう安倍政権を批判したいだけの底意しか見えず、外交の基本すら見失った「バカ」記事そのものでした。
全く先の見えない韓半島(朝鮮半島)情勢をめぐり、進展がみられるなら歓迎はするが警戒を続けるという姿勢は、これほど莫迦な記者に莫迦にされるいわれはありません。日本人拉致事件すら解決しない、国家として認めていない北朝鮮をめぐる話をしているという自覚がないのでしょうか。
その拉致事件を未だ解決できない安倍政権を批判するなら、絶対に避けて通れないのが現行憲法(占領憲法)問題です。この人たちは、つまるところ「占領憲法護持派(護憲派または嫌日派)」ですから、どうしてもこれを批判材料に挙げたくありません。だから安倍政権批判記事がことごとく的外れになるのです。これではただの安倍首相に対する「大人の陰湿な虐め」ではありませんか。
韓半島という「おもちゃ」をいじって遊ぶような悪趣味な記事が多すぎます。占領憲法問題を避けて通る一部の保守派による安倍政権批判もまた、全く的外れだから「アホ」と「バカ」が調子に乗るのです。
皇紀2678年(平成30年)5月20日 12:11 PM
こんにちは。
いつも拝見しております。
占領憲法の弊害を、倦まず弛まず喚起する姿勢には、ありがたく思っています。
さて、一つ質問なのですが…
朝鮮半島のことをなぜ韓半島と呼んでいるのでしょうか?
以前から、ちょっと気になっていたのです。
本日の記事は、タイトルは「朝鮮半島で…」となっておりますが、最下段では「韓半島という…」となっております。
あ、批判ではありません。
どのような基準で使っておられるのか、あるいは使い分けておられるのか、知りたいのです。
また、記事の中などで軽く触れていただけると助かります。
それでは。
皇紀2678年(平成30年)5月23日 12:50 AM
皆さん、いつも貴重なご意見を賜りありがとうございます。
ブルー珊瑚さん
二十三日記事の最後に、件のお答えを掲載します。なお、表題につきましては、例えば中華人民共和国の略としての「中共」ではなく不本意ながらも「中国」と記載しますのは、表題は中身を読まれる前の、いわば誰の目にもとまるものであるため、少し砕けた一般的表記にしてあることが多いです。また、できるだけ十二字以内にまとまるよう工夫しています。何卒ご了承ください。