翁長知事という大きな無駄
本日も沖縄関連情報から始めましょう。中共福建省福州市名誉市民の翁長雄志沖縄県知事は、在日米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる埋め立て承認を取り消して政府に訴えられていましたが、どうやら最高裁判所が弁論を開かないまま二十日に判決を下すようなので、政府勝訴の福岡高裁判決が維持されるでしょう。
案件にもよりますが、真っ当な公人であれば「思うところはあっても判決には従う」と答えるところを、翁長知事は「敗れてもあらゆる手口で邪魔してやる」という意味のののしりに興じ、どうかしています。
かくして彼は、公人として既に破綻しているわけですが、この裁判そのものが無駄でした。翁長知事に損害賠償を請求してほしいぐらいです。
もうここで政府に抵抗しても彼に対する自称「オール沖縄」こと反日派の支持は、哀しいほど分散しつつあるのですから、これもやはり無駄でしょう。翁長名誉市民のような人を知事にするからこうなるのです。
http://www.asahi.com/articles/ASJDD23XMJDDUHBI008.……
▲朝日新聞:トランプ氏「一つの中国なぜ?」 米中関係の原則に疑問
さて、一言申したいのは、現地時間十一日に米FOXテレビで放送されたドナルド・トランプ次期大統領のインタヴューは、私が五日記事で指摘したことを彼が自分の口で述べたものです。
ではなぜこうなるかと申しますと、トランプ次期大統領が一週間に一度のペースでしかインテリジェンス・ブリーフィング(情報説明)を受けていないからでしょう。
そして、八日記事で申したように中共共産党との接触が未だないからです。
つまり、実際に大統領になって情報のシャワーを浴び、中共に接触されてしまい、彼がどう変わるか、或いはそれでも変わらないかということに一つの注目点があります。
しかしながら中共は、本当に困っているようで、懸案事項として貿易または南支那海や東支那海問題などを挙げられ、トランプ次期政権との交渉次第でどう扱われるか分からなくなってしまいました。
先手を打った日本の安倍晋三首相と台湾の蔡英文総統は正しかったのです。
皇紀2676年(平成28年)12月14日 10:20 AM
日本の自称「愛国保守」の中には、公然と「本土住民は沖縄の人々を差別している」と断言し、「沖縄は(日本の)植民地だ」と公言する人がいます。
「沖縄は植民地」・・・自称「保守」だそうですが、何も、中国共産党のプロパガンダと共同歩調をとらなくてもいいのに、と思います。
また、本土住民の事を「腐れヤマト」と公言する扇動者には、北方領土問題などを偉そうに語ってもらいたくありません。
何かの胡散臭い「企み」ではないのか?とさえ勘ぐってしまいます。
中国共産党の本質は「人民の生命や財産よりも国家、国家よりも党」という「国家主義」や「共産党絶対主義」にあると思います。
活動家が批判する日本政府は、そこまで酷くはありません。
例えば、「親中」と呼ばれるフィリピンのドゥテルテ大統領ですが、一方で、犯罪に加担する中国系住民を容赦なく超法規的な手段で殺害したり、中国人不法滞在者を大量に捕まえては本国に送り返そうとしたり、今度は、香港のカジノ王に「逮捕状」を出したりと、「不良中国人」に対しては鬼のように厳し姿勢を見せています。
ドゥテルテ、麻薬の次はカジノ摘発 香港ギャンブル王に逮捕状
http://forbesjapan.com/articles/detail/14544
それでも中国がドゥテルテ大統領をある程度丁重に扱う背景には、「習近平体制」を支持し、領土問題で中国寄りの姿勢を見せるならば、中国系住民や中国人への超法規的弾圧や殺害を大目に見ようという、「国家主義」「共産党絶対主義」があると思います。
良心さえ捨ててしまえば、或は呵責に耐えられれば、習近平世間と付き合う事は簡単なのかも知れません。
皇紀2676年(平成28年)12月14日 12:42 PM
中国による「琉球独立運動」は、台湾における「台湾独立運動」の手法を真似ている事は確かです。
日本はあくまでも「侵略者」に過ぎず、沖縄の「先住民」たちはむしろ、古来中国や朝鮮との交流の方が深く、文化・風俗・建築・料理、あらゆる点で古い時代の中国文化の強い影響を受けており、言語も一般的には「日本語族」だの「日流語族」だのと言われるが、それもどうだかなぁ?実は台湾原住民の言語などに近いんじゃないの?といったものです。
「遺伝子レベルでも中国人により近い」といった、かなり歪曲された主張が目立つ場合もあります。
冲绳县
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B9%A9%E7%B8%A3
こうした事は、一部の反中共日本人が、「台湾人の大部分は文化的にも、遺伝子的にも漢民族ではない。マレー・ポリネシア系である。」などと強弁するのに似ています。
少なからぬ台湾の人々が、かつて西側の平地に住んでいたマレー・ポリネシア系の原住民の人々と混血しているとはいえ、また「反中意識」が強いとはいえ、多くの人々が「漢民族である」という自覚を持ち、言語や文化、そして遺伝子的にも、福建省などの漢民族のそれに似通っている事実は否定できません。
情報は、より正確で、客観的で、多角的でなければなりません。