また民進党議員の不正発覚

皇紀2676年(平成28年)4月7日

 http://www.sankei.com/affairs/news/160406/afr160406……
 ▲産經新聞:北海道新幹線が緊急停止 開業後初、JR北海道「遅れはわずか」と公表せず レールの間に金属片

 三月二十七日記事の冒頭で申した「JR北海道に新幹線を運用させて大丈夫なのかという一抹の不安」が早くも当たってしまいました。北海道新幹線は、開業からわずか六日で誤った緊急停止を起こし、その事実をすぐに公表しなかったのです。

 さて、昨日記事のはじめに取り上げたいわゆる「パナマ文書」問題は、とうとう為政者の辞任に発展しました。アイスランドのシグムンドゥル・グンロイグソン首相が五日、国民的批判とオラフル・ラグナル・グリムソン大統領の拒絶により倒れました。

 文書には、わが国との関連でも四百の人と企業が名を連ねており、政府は独自の調査をしないようですが、米国は既に司法当局が調査に着手しています。

 なぜなら北朝鮮などとの関係で経済制裁の対象にしている企業の租税回避が分かったためで、破壊行為の資金源が含まれているかもしれないためです。この点では、間違いなくわが国政府の危機意識は低く、暴力の背景にカネがあることをいまいち理解できていないのでしょう。

 http://www.sankei.com/affairs/news/160406/afr160406……
 ▲産經新聞:“閣僚追及のエース”民進・柚木氏に公選法違反疑い 選挙区内で名刺広告掲載、岡山地検が事務所関係者を聴取

 最後に、今や「ガソリン山尾」の愛称がつき、ようやく有名になった旧民主党の山尾志桜里民進党政調会長(愛知七区)は五日、衆議院本会議で、安倍晋三首相に向かって「逃げるな」とどの面を下げておっしゃったのかよく分からない発言をしましたが、山井和則衆議院議員(京都六区)といい何期も政治家を務めて「自民党の不正は許さない」と鼻息荒いのに限って「自分は不正し放題」な方が多いようです。

 例えば田母神俊雄元航空幕僚長のように、自衛官一本で政治家としての経験がなく、周囲に「支える」「まかせろ」と言って近づいてきた人たちを信じた選挙候補者が、難読ともいわれる公職選挙法をよく調べていられず「指示も了承もしていない」うちにその周囲の人たちに不正をやられたというのなら理解できます。

 しかし、柚木道義衆議院議員(岡山四区→比例中国)らのように舌鋒鋭く他人の政治資金問題を追及してきた政治家が「よく知りませんでした」ということもないはずです。

 これでは環太平洋経済連携協定(TPP)に関する国会審議が始まっても、その交渉資料の公開がほとんど墨塗りで真っ黒だったように、お先真っ暗と申すほかありません。

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『また民進党議員の不正発覚』に2件のコメント

  1. 住本泰三:

    民進党のこれらの議員はまじめに政治活動をやっているようには思えない。言動と行動が伴わない人は信用ならない。まえの民主党はまさにそうゆう政党だった。それを引き継いだ民進党も今回の事でまえの民主党と変わらないだろう。支持率があがらないのも当然だ。

  2. ゆき:

    パナマ文書暴露で動きのないのは、中国ロシアに加えて日本も。国民は腹が立たないのか。前者は強権国家で、報道も操れるのに対し、日本は一応自由な国なのになぜ報道してないのかマスコミは。
    年金の損失からTPPをごり押しして米国にすがろうとする姿勢まで官僚自民のすることが気に入らない。日本の政治家は泥棒としか思えない。そういう風潮を許す日本と言う国民に?だ。