朝日新聞は日中戦争を煽る

皇紀2673年(平成25年)1月21日

 http://www.asahi.com/politics/update/0115/TKY20130115……
 ▲朝日新聞:領空侵犯に信号射撃 対中国で防衛相方針
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130116/chn130116……
 ▲産経新聞:中国軍少将 「日本が曳光弾を発射すれば開戦だ」と反撃を明言

 朝日新聞社は十六日、沖縄県石垣市尖閣諸島の周辺事態について、小野寺五典防衛相が人民解放軍機の領空侵犯に対して「曳光弾で信号射撃をする」と発言したように報じましたが、実際には「国際的な基準に合わせて間違いない対応を備えている」としか述べていませんでした。

 しかし、この架空の防衛相発言にいわば「脊髄反射」してしまった人民解放軍の彭光謙少将(国家安全政策委員会副秘書長)が「日本が曳光弾を一発でも撃てば、それは開戦を意味する」などと語ってしまい、この発言自体が国際法を知っていればありえない暴言の類いではあるものの、朝日新聞社の誤報・誤記が日中戦争の開戦を煽ったのです。

 朝日新聞社は、中共の一部人民たちが解放軍の現役軍人に煽られて「対日主戦論」に傾倒し始めていることを知っているはずであり、広報部は私たちの問い合わせに対して「対応の内容を分かりやすく説明しただけ」などと言い訳しましたが、間違いなく日中開戦扇動の意図がありました

 と申しますのも、かつて同社の尾崎秀実記者(昭和十九年に「スパイゾルゲ事件」で死刑)らこそが主導して大政翼賛会の結成を主張し、近衛文麿首相に取り入って日中戦争強硬論を唱え、政府に実行させたというのが歴史の真実であると指摘しましたが、一貫して戦争に反対し続けた日本共産党とは無関係にある筋金入りのマルクス主義者(革マル派などの破壊活動家も)が最も好戦的な開戦工作員なのです。

 ですから、私はよく「朝日新聞は共産党機関紙『赤旗』より酷い」と申すのですが、むしろ赤旗の「権力汚染」に対する果敢な指摘は的を射ていることすらありながら、朝日には事実の歪曲や捏造が多く信用がありません。

 たとえ事実を捻じ曲げてでも日中両国を戦争へと駆り立てることが工作機関・朝日新聞社の伝統的「社是」なのです。そのためにも安倍晋三首相と麻生太郎副首相を批判の対象に置いて、徹底的にいわゆる「マッチポンプ」を演じます。

 今回の場合、安倍内閣の小野寺防衛相に彼ら曰くの「過激発言」があったように報じ、人民解放軍を刺激して、改めて安倍内閣を叩いて中共に味方するという算段だったのかも知れませんが、環球時報も人民網も即日、朝日新聞社の誤報に言及しました。

 中共共産党は米国を睨んでただちにわが国と戦争することを望んでいないため、このような火消しに及んだのでしょうが、解放軍が共産党の軍隊であり、何度も申しますが彼らが制御不能(内乱寸前)の状況にあることを忘れてはなりません。

 朝日新聞社のような存在が「無気力な発火装置」になる可能性は十分あり、民主党の鳩山由紀夫元首相の訪中と妄言の連発も含め、尖閣防衛が日中戦争開戦の言い訳になどならないことを私たちは明確にしておきましょう。

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『朝日新聞は日中戦争を煽る』に2件のコメント

  1. Kaori:

    朝日はそんなことでっち上げていたんですか。

    支那の新聞に誤報だと言われる始末。どこまで恥さらしなんでしょう。
    本当いい加減にしていただきたいです。

  2. 読者:

    朝日にも外患誘致罪が適用できないものでしょうか?
    本当に赤旗よりも酷いですが、
    共産党に失礼かも知れません。
    もちろん小生も反共ではありますが
    近所の老共産党員には頭が下がります。
    この三十年、雨の日も風の日も頑として信念を変えず赤旗配達にがんばってますからね・・・。
    対し、朝日のインテリ崩れ共はハイヤーに乗って空調完備の本社でコーヒー飲みながら御宣託・・・で豪邸建てて悠々自適の余生・・・。
    最低ですよ。