菅首相、震災下の美食豪遊
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110630/p……
▲zakzak(産經新聞グループ):ビョーキだっ!凄まじい“菅”食…中華、すし、焼肉、イタ飯
つまらない記事だと思います。麻生太郎首相(当時)が帝国ホテルのバーで打ち合わせをしていた時も、これに似た記事が世間を騒がせたものです。
しかし、批判の調子がまるで違います。私は、麻生首相がまさか大衆居酒屋で打ち合わせをするわけにもいかないだろうと擁護しましたが、要人警護の観点からも、また打ち出そうとしていた政策の方向性(緊急経済対策)からしても、当時は明らかにそう指摘したほど、メディア報道が露骨に国民(臣民)の怒りを煽っていました。
一方、菅直人首相が東日本大震災に対して打ち出そうとしている政策は実のところ何もなく、米国の言いなりになって米仏両国の業者を福島第1原子力発電所事故の現場に投入し、どうせ長期に渡って彼らにわが国のカネを言い値で払い続けるのでしょう。
いわば(以前にも申しましたが「税と社会福祉の一体改革」なるものはただの外圧で)そのために消費税増税が決まるならば、どうして皆様はこのことにもっと怒らないのでしょうか。
麻生首相のように、中川昭一財務相(当時)や、財界、有識者との懇談を重ね、打つべき経済政策を相談し、そして実行したならば、美食豪遊も問題はありません。高級料理店に行く人を半ば嫉妬の目で眺め、揶揄する気など前述の通り私には全くないのです。
ところが、29日の菅首相の行動で唯一意味がありそうなのは、福島県南相馬市の桜井勝延市長との会食くらいで、あとは(失礼ながら)ろくでもない民主党政治家と会っていただけではありませんか。今さら蓮舫参議院議員や寺田学衆議院議員と会食して、とても有益な国家戦略が練られたとは思えません。
本気で菅首相を倒そうという気迫もなく、一方で「被災者心情を考えると」などと良い子ぶるわが国の報道姿勢を見る限り、これは相当に米民主党リベラル派主力筋の強力な後押しを菅内閣が得たということでしょう。たとえ在日米軍(進駐軍)基地問題が棚上げになっても(現段階ではむしろ進駐軍側が棚上げしたがっており)、米国にとって良いことをするのが菅首相というわけです。
従米の原発・輸入品依存者が「脱原発解散」を断行することを、私たちは絶対に許してはなりません。わが国の自立を阻害する者が生き延び、自立に向けて手を打とうとする者が早々に消されるという、まさしく日本国憲法下の占領統治をもうこれ以上続けさせてはならないのです。
第9回「憲法無効論公開講座」東京大会 国会請願集会・デモは、平成23年11月6日の日曜日です!
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