中国にノーの和歌山、東京は?

皇紀2685年(令和7年)6月30日

【独自】中国、閲兵式にトランプ氏を招待 9月、抗日戦勝記念で方針

 【北京共同】中国政府は9月3日に北京の天安門広場周辺で行う「抗日戦争勝利80年」記念の軍事パレード(閲兵式)にトランプ米大統領を招待する方針を固めた。また今年で創設80年の…

(一般社団法人共同通信社)

 かつて米国のドナルド・トランプ大統領が北韓(北朝鮮)を訪問すると言い出した時、やはり外務省が少なからず「動揺した」と聞いています。しかし、当時の安倍晋三首相が官邸主導外交で対応し、わが国にとって決してまずい結果にはなりませんでした。

 トランプ大統領が訪中する可能性は、関税や麻薬問題など諸懸念の取引を目的として高いと思います。問題なのは、置いてけぼりを喰らうわが国政府です。

 現政権がトランプ大統領と緊密に「内緒話」までできる関係を築いていないため、米中が何らかの合意に至れば、わが国が困った立場に追い込まれるかもしれません。大東亜戦争が日米開戦に、或いはリチャード・ニクソン大統領(当時)の「訪中ショック」を最も受けたその後の再現になりかねないのです。

 七月二十日投開票の参議院議員選挙ののち、速やかにトランプ大統領と内密の話ができる政権へ交代しなければ、本当にまずい結果を招きます。「最悪首相を出せない」かもしれないと今さら騒ぐ自民党の転落について、いわゆる「岸破森進次郎」の責任を明確にし、全員退いてもらうほかありません。

 砂防会館(東京都千代田区平河町)で昨日、有志が開いた「安倍晋三元総理の志を継承する集い」に、さんざん安倍首相(当時)を背後から撃ちまくった石破茂氏が出席し、白白しく「安倍氏の思いを国民に訴えていく」などと挨拶しましたが、失策もあった安倍元首相の足元にさえも及ばぬ評論家風情が「何をぬかすか」という話でした。

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 日中関係の懸念は、現政権の体たらく(岩屋効果など)をもって山積してしまい、ますます悪化するほかないのですが、読者の方がご指摘になった中共(支那)共産党の管理下に置かれているジャイアント・パンダ(白熊猫)の貸与をめぐり、現政権が再度貸借契約を締結したがっていることについて申します。

 現時点ではっきり申せるのは、五月四日記事で取り上げた通り和歌山県西牟婁郡白浜町の大江康弘町長が自民党幹事長の森山裕氏(超党派の日中友好議員連盟会長)らの動きにはっきりと「ノー」を突きつけており、地方ではなく中央が動かす案件とは言えアドベンチャーワールドについては、日中友好の美名の下に私たち国民が何らかの犠牲を強いられる可能性は、ほぼありません。

 昔から日台交流関連でもお世話になった大江町長が私たちとの約束をひっくり返すようなことはなさらない、と断言しておきます。

 ところが、わからないのは東京都の上野恩賜動物園のほうです。参政党は「反対」とのことですが、私の知る限り自民党内でも契約をめぐって意見が割れており、外務省は「われわれの知りえないことです」さらに北京政府の「外交部も知りえないと思います」という答えでした。

 つまり、この件一つをもってしても現政権を引きずり下ろすしかないのです。日中間で「珍妙な妥協はしない」という政権へ交代しない限り、仮にも有利な立場で白熊猫を借りることは(借りなくてもよいが)できません。

 公式チャンネルの最新動画では、新しい連立政権の枠組みを提唱していますが、自民党の主導権を「岸破森」から高市早苗元経済安全保障担当相ら保守派が奪還し、税制や財政政策を含め想いを同じくする現野党と連立を組み替えるくらいのことをしなければ、日米中の外交を安定化させることはできないでしょう。

 私たち国民の手にかかっています。私は引き続き、やれるだけのことをやってみますが、中共に屈し、北韓工作員の刑事被告人に妥協し、米大統領と話し合いもままならぬような現政権を打倒して交代させる参院選の結果を、皆でもたらすのです。

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