創価学会ごとこの世を去れ

皇紀2683年(令和5年)11月19日

 わが国最大級のカルト「創価学会」の名誉会長で「SGI(創価学会インターナショナル)」会長の池田大作(改名前=池田太作)氏が昨日、東京都新宿区の居宅で死亡した、と創価学会が公表しました。

 牧口常三郎氏が「創価教育学体系」第一巻を発刊したとする十一月十八日を創立記念日とする創価がこの日を選んで死亡の公表に踏み切ったのは、いわゆる「伝説化」を狙ってのことでしょう。政治工作部の公明党は、果たして事前に聞かされていたのでしょうか。

 恐らく知らなかったと思います。自民党との隙間が埋まらない中、学会票の低落を指摘されて「岸田自民の自滅だ」と抵抗している最中で「池田氏死亡」はまずいでしょう。

 ではなぜ、創価が本年の記念日公表で腹を括ったのでしょうか。直近では十六日記事で申した統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題があり、創価も危機を迎えている中で「池田級の後継者」も見つからないまま、この危機を乗り越えるべく敢えて「池田氏が霊山へ旅立たれた」ことで結束力を高めようと考えたようです。

 しかし創価内部は、未だ権力の綱引き(早い話がゴタゴタ)が繰り広げられており、ここからそれが表面化するでしょう。展開によっては、創価が瓦解していきます。

 いよいよ自民党は、創価公明と手を切らなければいけません。そもそも「自公連立」は、自民党と日本共産党の連立政権というくらい双方にとって異常な形態であり、互いに基本政策を歪めてきました。

 統一票を失い、学会票を損ねて落選する自民党議員は、もう一度申しますがそれまでの政治家です。国民的どころか選挙区内の支持も集まらないものと諦めてください。

 自民党左派の屈中派と創価公明の連立で、私たち国民が失った利益は計り知れません。現在の岸田文雄首相が衆議院の解散もままならないほど支持を失ったことが何よりの証左です。

 それでも昨日記事で明確に指摘した財務省主計局と主税局は、岸田内閣を倒して解散に追い込みます。それは、まさに「霞が関暴力団」から自民党への脅迫であり、党執行部がどう考えようと財務省の言う通り増税しなければ何度でも内閣が潰されるのです。

 もはや私たち国民に「財務省と闘う」と宣言し、自公連立に終止符を打たない限り、わが国政権の正常化はありません。これに合致する主張こそが自民党の主流でなければならないのです。

 池田氏死亡の報は、中共で速報されました。彼ら曰くの「井戸を掘った人」が池田氏であり、つまり「日本を中共に売った罪人」ということです。

 ただの高利貸しで、貧乏くさかった創価を救っただけの男がこれほどの巨大カルトに仕立て上げ、多くの人びとをそそのかして集金、わが国の政治にまで介入して私たち国民を狂わせました。その死をもって、これまでの過ちをすべて終わりにしなければなりません。

 「稼いだカネはあの世まで待っていけない」とはよく言いますが、のちのち「創価学会ごとあの世へ去った」と私たちが振り返ることのできる展開へ私たち自身が導いていかねばならないのです。統一教会を追い出すように。

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『創価学会ごとこの世を去れ』に2件のコメント

  1. みどりこ:

    ずっと以前に亡くなっていたと思う。
    今発表するのはそれだけの利益があるからでは。

  2. きよしこ:

    わざわざ「手を切れ」と申すまでもなく公明党は自民党から「剥がれて」いくと思います。我が国の政界同様、後継者育成を嫌った創価学会は池田名誉会長が表舞台から姿を消し、常に死亡説が流布されてからは最早カルトですらなく、今風に言えば完全な「オワコン」でした。ただでさえ統一教会の騒動以降新興宗教への世間的な風当たりが強まった中で「大教祖」の死をバネにできるほどの強さが創価学会に残っているはずがありません。自滅すると分かっているカルト宗教のために手を汚す必要もないかと。政局にも少なからぬ影響を及ぼしそうですが、池田氏の死去を公明党への「マウンティング」に利用できないほど自民党も愚かではないと思います。今までは票のために下げたくもない頭を下げていたでしょうが、もうその必要はありません。「どうしてもというのなら連立継続も考えてやらなくもないぞ」くらいの構えでよいのではないでしょうか?あとは先生が御指摘の通り、我々が「カルト宗教を政治の世界から追放するぞ」と声を挙げ、行動するだけです。