仏、中国人に台湾取締り許す
フィリピン(比国)体操男子で初の金メダリストとなったカルロス・ユーロ選手は、ボクシングの世界六階級(または八階級)制覇で知られたのちに比国会元老院(上院)議員にまでなったマニー・パッキャオ氏をもしのぐ「英雄」として、今や国民的熱視線を一身に浴びているそうです。おめでとうございます。
そのユーロ選手がわが国で体操の基礎を学んでいたことは、これから中共の暴力を睨んだ日比関係の強化という重要課題にも、両国民の理解を得られやすくする一つの好材料として、言い方は悪いですが政治的活用が求められます。
このようなことを、わが国政府がぼんやり見逃してはいけません。大いに彼の活躍をわが国政府も讃え、比国政府に祝意を伝えるべきです。
一方、私がひどく失望したのは、今大会に於ける「競泳日本」の惨敗です。そもそも日本代表選手団が仏パリ入りしてすぐ、プールの水深が「浅すぎる」と驚いていた時から、非常に嫌な予感がしていました。
競泳委員長の梅原孝之監督は、男子四百メートル個人メドレーの松下知之選手(東洋大学一年生)が銀メダルを獲るのみに終わった顛末を受け、取材陣に「情報収集、調査不足と言われてしまえば、そうなのかなと」などと呑気に述べたところを見ると、明らかに情報戦の段階で敗れたと断罪せざるをえません。
水泳を嗜んだことがある方ならお分かりだと思いますが、通常(平均的競技場)より八十センチメートルも水深が浅いと、入水の瞬間からかなり勘が狂います。それに対応した練習をしておかないと、まさに「コンマゼロ数秒単位」を争う競技では勝てません。
わが国が「情報収集力で敗れた」と思うだけでイライラしてしまいます。夏季五輪パリ大会(パリ五輪)に入る前の昨年度強化計画も、国内合宿の不備が伝えられていて、今思えば「あの時からもうこの顛末が見えていた」と申せるかもしれません。
日本水泳連盟が選手本位の組織でないなら、一から何もかも出直していただきたい。連盟(終わった人たち)のための連盟など要らないのです。
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最新動画【旭日旗のヒドいウソ】日本政府は抗議しろ!|욱일기에 관한 거짓말
もう一つだけ言わせてください。昨日記事の後段で申した「台湾を応援するポスターが中共人に奪われた事件」で、もはやパリ五輪の組織自体が台湾人から台湾応援のあらゆるものを盗り上げていることが判明しました。
あまりにも酷すぎます。これは「明らかなヘイトクライム(憎悪扇動犯罪)である」という認識が仏国にあるでしょうか。いえ、テロリストを逃がそうとするような仏国(動画)にはないのでしょう。
エマニュエル・マクロン大統領になって、仏国の中共依存が増し、そのことを問題視する能力がない政権のため、パリ五輪会場にまで「中共人自警団」とでも申せる「ヘイトクライマー(憎悪扇動犯罪者)」の配置をまんまと許しています。
私たち国民は、こうした犯罪を見逃してはいけません。わが国政府からも「これは酷すぎるぞ」と仏国に抗議させるべきです。