石破のままでは日米関係破綻?
いよいよ米大統領選挙および米連邦議会上院・下院議員選挙の投票が本日夜より始まります。もともと無能で知られた米民主党のカマラ・ハリス副大統領は、度を越した部下への虐待(パワーハラスメント)も発覚し、米報道権力が総力を挙げて捏造した「ハリス人気」も空しく直前の世論調査で支持率が低落しました。
俗に言われる「隠れトランプ支持(世論調査では正直に回答しない人びと)」の存在を考えれば、ほぼ共和党のドナルド・トランプ前大統領が当選するのではないかと思います。
まして七月十六日記事で申した米民主党政権のトランプ前大統領に対する汚いやり口を思い出しても、ハリス氏の当選などあってはなりません。よって、トランプ政権の再登板を覚悟したほうがよいでしょう。
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しかし、米軍による現行憲法(占領憲法)下のわが国首相は、岸田文雄氏が退いたのはよかったものの、自民党評論家の石破茂氏にいわば禅譲されてしまったため、七月十五日記事で指摘した最悪の状況から何も変わっていません。
いかにも保守派らしい「自国第一主義」のトランプ前大統領は、いち早く「自分を認めてくれた」安倍晋三元首相だったからこそ対日政策に於いて厳しいことはほとんど言いませんでしたが、その安倍元首相に嫌がらせを続けた石破氏には、つまり、そのままわが国、私たち日本国民に厳しいことを要求してくる可能性があります。
本来なら衆議院議員解散総選挙で大敗した責任から退陣すべき石破氏は、岸田氏並みに権力の座への醜い固執を匂わせているものの、トランプ前大統領の再登板が決まった暁には、もう本当に退陣を決めてもらわなければわが国、私たち国民の迷惑にしかなりません。
占領憲法のままのわが国だからこそなお一層、石破氏のままでは日米関係の悪化すら予想されるのです。トランプ前大統領とまともに対話が成立する高市早苗前経済安全保障担当相が首相にならねば、自民党としてもかなりまずい状況(米政府とまともに交渉できない)に陥るでしょう。
文字通り占領憲法通りに事を進める霞が関官僚の多くは、高市前担当相が首相になるのをどうも「面倒だ」と感じているようですが、前述の状況に巻き込まれて余計面倒なことになるにはあなた方なのです。
米民主党政権の言うなりになってきた連中は、それこそトランプ前大統領の再登板を「最も面倒だ」と思っているでしょうが、もうすぐそのような自分が何の役にも立たなくなり、岸破森進次郎政権を直ちに潰して「来年一月二十日(米大統領就任式)に備えねばならない」と諦めなさい。
いや、そもそも無能の裏返しで高圧的態度をとる「自称リベラル」の米大統領ほど質の悪い存在はありませんから、ハリス氏の当選ほどわが国にとって「最悪の事態の継続」はありません。
私たちはもう、米民主党のジョー・バイデン大統領と菅義偉氏、岸田氏の組み合わせでさんざん酷い目に遭ってきたのですから。