中国で日本人ら宿泊拒否?

皇紀2683年(令和5年)8月21日

 十九日記事で言及した中共遼寧省大連市内のいわゆる「渉外飯店(外国人宿泊可能施設)」に於ける外国人宿泊拒否(不可)問題ですが、どうやら過去にも突然そのような措置を取られたことがあったようです。

 ただ、現状で二つの可能性が考えられるとのことでした。まず一つは、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)漏洩から感染爆発を経験したばかりの当局がペストの再流行を懸念している可能性です。

 もう一つは、宿泊拒否が大連に集中しており、共産党人民解放軍の旅順軍港に関連して外国人の出入りを一時排除しなければならない(市内に留まってほしくない)当局の何らかの事情があるかもしれない、と。

 しかし、ペストの発生については、南蒙古(内蒙古自治区)で確認されており、ともすれば何かまた隠蔽されている可能性はあるにしても、大連で宿泊拒否される理由としては、現時点で無理があります。また、台湾近海での共産党軍の演習(脅迫行為)は行われたものの、これも現時点で旅順との関連が認められていません。

 少なくとも外務省が事実確認できていないので、ほかの理由も含め、引き続きこちらで注視、警戒します。

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(週刊文春|文藝春秋社)

「デジタルで見られるなら処分も」地下駐車場美術品で大阪府特別顧問

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(毎日新聞社)

 さて、そのような中共の湖北省武漢新港管理委員会とパートナーシップ協定を締結した大阪港湾局は、数多の反対意見を無視し、大阪維新の会が「大阪府市合わせ(大阪不幸せ)」で決定してしまいました。

 かねてより維新は、「身を切る改革(行政の無駄をなくす)」をお題目のように唱えながら、当選したての議員がつぎつぎと不祥事を起こし、いくつかの無駄遣いが発覚してきたのです。

 堺市で発覚した悪質、且つ執拗な苦情者(クレーマー)に不適切な対応をし、無駄な出費を許して大きく市民を裏切った事例は、暴力団対策に準拠した対応(警察への通報を含む)がとられなかったことを意味しています。

 公共工事をこそ「無駄」と思うのか、いちいち騒ぎ立てる「市民オンブズマン気取り=左翼、または左翼もどき」に行政が毅然と対応しないからこそ、不公正な金銭の要求や居座りなどを許した事例もあるのです。

 警察に通報可能な状況になるまで対応して通報するという手法がとれないのは、行政内部の責任問題でしかない(責任を取らない)からで、今回の失態を見る限り自民党時代の府市行政と何ら変わっていません。「穏便に」と言って行政の無駄が増えるのは、まさに現行憲法(占領憲法)による対中外交の有り様に共通するものがあるのです。

 そのくせ美術作品を「デジタルで見られる状況にしておけば処分してもいい」などと言ってのける大阪府市最高顧問がいる維新は、やはり行政執行能力に不可欠な均衡感覚を著しく失った集団と見なすほかありません。

 わが国の内でこの有り様なら、中共の「一帯一路(世界侵略構想)」にわが国も呑まれてしまうのです。

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『中国で日本人ら宿泊拒否?』に1件のコメント

  1. 波那:

     その美術作品が、どのような内容の物なのかが分からないので何とも言えませんが…
    ≫美術作品を「デジタルで見られる状況にしておけば処分してもいい」とか意味分からない。情熱や感情を作品に込めた芸術家の思いを何だと思っているのでしょう。せめて街のアートギャラリーにでも譲るなりして見る人の判断に委ねればいいのです。
     突然の奇妙な宿泊拒否の理由を探って頂いて有難う御座いました。”独裁国が不況で不安定になると対外戦争やりたがる”と言うのは誰しも不安に思うところのようです。突発的に何も起きなければ良いのですけど。岸田政権では対処出来ないと思ってます。

    もへもへ @gerogeroR
    中国の土地バブル崩壊を喜んでる人おるけど、 独裁国が不況で不安定になると対外戦争やりたがるんで 中国には緩やかに発展を続けてくれたほうがええん やで・・

    ロシアが戦争したのも資源以外は経済で力なくして て、大国でいられなくなるって焦りは確実にあった はずだし。