自民党のバカ!創価は自滅
自民党の現執行部が林芳正(リン・ファンヂャン)外相を選挙区で公認し、四月の補欠選挙で当選したばかりの吉田真次衆議院議員を比例区で公認するというのは、一見賢い選択のようですが、主に支持者が党に何を求めているかを考えれば「最も愚かな判断」と糾弾するほかありません。
そもそも極左の訴訟ビジネスによる「一票の格差騒動」に立法権力が振り回された顛末ですが、立憲民主党の議員と見紛うような者を自民党が公認し続けてはいけないのです。
公認問題をめぐっては、ついに松原仁元国家公安委員長が立民から離党しました。北韓(北朝鮮)が犯した日本人拉致事件の解決に取り組む過程で、松原氏に民主党(当時)から離党するよう勧めた某氏をよく知っていますが、党員としての筋を通して首を縦に振らなかった松原氏の顔に泥を塗ったのは、筋を通すことを知らない立民の執行部だったのです。
立民がどうしても凋落の一途を辿るのは、政治思想や政策論争より以前に、こうした党内部の性質に起因します。
内部の混乱と言えば、創価学会(公明党)です。
東京都内の全選挙区に於ける自公連立が崩壊した原因として、自民党の萩生田光一都支部連合会長を「戦犯」とする声(新潮社記事参照)や、はたまた茂木敏光幹事長こそ「決裂の主犯」とする声(講談社記事参照)が踊っていますが、私がいわゆる「LGBT法案」などの緊急課題に取り組む中から漏れてきたのは、創価学会幹部たちの間に問題が起きているようなのです。
内部の混乱は、二年前の三月末に信濃町を去ったはずの佐藤浩副会長の復権と、佐藤氏と昵懇の菅義偉前首相の転落がその背景にあります。
茂木幹事長と佐藤氏の仲が良くないのは知られています(そもそも茂木氏が誰とも仲良くなれないだけである)が、萩生田会長について申せば、連立解消にほとんど関係がありません。頼りにならなくなった菅前首相と組む佐藤氏の復権をよく思っていない学会内部の士気阻喪は、連立相手の自民党にその都度脅迫し続けてきた佐藤氏の暴走を修復できませんでした。
創価は、その組織力がかなり沈下したと思われます。だからこそ自公連立政権そのものも「解消する好機だ」と申すのです。それで落選する自民党候補は、所詮それまでの者と諦めましょう。
そして、自民党が「欧米のどこにもない日本の保守政党」として政策の方針を決め直さない限り、学会票の有無とは無関係に各選挙区で議席を失い尽くすと知るがよいのです。
皇紀2683年(令和5年)6月11日 2:16 PM
自民も公明も●●民主も維新も共産もオワコン