立民らのせいで国会空転

皇紀2683年(令和5年)3月28日

 旧NHK党の立花孝志前党首(事務局長=現職)にくっついて参政党を追い堕とそうと損害賠償請求訴訟などを起こした村岡徹也弁護士(第二東京弁護士会)は、前参議院議員の東谷義和容疑者が除名されたことを不服とし、彼に投票したとする人物と共に国家賠償請求訴訟を起こしました。

 ところが、この村岡弁護士は、過去に重大な問題を起こしています。ただ、わが国の弁護士会が弁護士業を圧迫するほどの極左暴力集団と化しており、そのような組織から二度にわたって業務停止を言い渡されたからといって、必ずしも「悪徳弁護士」とは申せませんが、村岡弁護士の懲戒事由は、極めて悪質な債務整理に関する不正行為です。

 失礼ながらとても法治を理解できている弁護士とは思われず、そもそも東谷容疑者の除名は、現行憲法(占領憲法)第五十八条第二項、および大日本帝國憲法第五十一条が規定する議院規則の通りに決定されています。

 よって本来、国賠訴訟を提起することができません。除名を「違法、且つ憲法違反」と言っているようですが、全く適法、且つ憲法の規定通りに処分されたものです。

 まるで極左の訴訟ビジネスのようであり、これほど無理筋の訴えは、あの極左集団でも避けるでしょう。一体何を考えている人たちなのか、私が最初から、そう故・三宅博元衆議院議員の会合で初めて会った時から不穏なものを感じていた通り、現在の立花氏の周りに集まる者たちは、どうにもおかしな人ばかりなのです。

 NHKの問題を衆議院で鋭く追及した三宅先生がこの有り様を目にされなくてよかった、とも思うほどに……。

ウクライナ駐日大使、必勝しゃもじを歓迎 「日本の贈り物として喜ばれる」

在日ウクライナ大使館は24日、岸田文雄首相が訪問先の同国のゼレンスキー大統領に対し地元・広島産で必勝祈願のしゃもじを贈ったことを受け、「必勝!」と大使館の公式…

(産經新聞社)

 旧NHK党に負けずとも劣らずおかしな人だらけなのが、立憲民主党や日本共産党、それに日本維新の会です。

 岸田文雄首相のウクライナ訪問については、先の二十二日記事二十三日記事で述べた通りですが、国会議員たる彼らの議論は、岸田首相が日露戦争の勝利にあやかった「必勝杓文字」を相手に贈ったことの是非に終始してしまいました。

 元総務官僚(旧郵政系)の小西洋之参議院議員が持ち込んだ密造された不良な行政文書に続き、国会審議を空転させる彼らの存在こそが不適切であり、いっそ野党の全員を除名すべきではないかと思うほどです。

 立民の石垣のりこ参議院議員に「不適切」と言われる筋合いはありません。維新の馬場伸幸代表に至っては「私なら怒ります」と述べたようですが、あなたの感想は聞いていないのです。

 ウクライナのセルギー・コルンスキー駐日大使がこうした莫迦騒ぎを諫めて「あるギフトが他のギフトを排除することはありません」と述べたのが全てでしょう。この話はこれでおしまいです。

 そして、もう一度釘を刺しておきますが、少なくとも奈良県知事選挙の投開票(四月九日)まで引き延ばしたいからといって高市早苗内閣府特命(経済安全保障)担当相に対する誹謗中傷を続ける「怪文書問題をはっきりさせはしない反日市民の会」みたいな活動は、もういいかげんにやめなさい。

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『立民らのせいで国会空転』に1件のコメント

  1. 波那:

    “阿比留記者解説 高市早苗氏を守らない自民党”
    https://youtu.be/ALvZ_tZeYKY 
    (12:35)

    やっぱり、そうだったんですよね。高市さんが渦中に居るので注目を受けてるんで今回、衆目を浴びることになり国民が勘づいています。自民の体質が知られてしまいました。自民党の内部事情とか色んな事が話されていて良く分かります。岸田首相は本当は切りたいのを表沙汰にしないよう上手く立ち回ろうとしてるかに見えます。首相が気にしているとされる岩盤支持層ですが去年の夏以来殆ど離れていて、あと高市さんを守らない自民党には未練はないと思います。それにですね、そんな自民党で総裁に立候補しても議員票が入らないでしょう。日本を守ろうとする人が除去されるなら自民党を守る意味がありません。だって、セキュリティクリアランスをする必要はないと思っているってことですよね?

    有馬哲夫@TetsuoArima
    高市冤罪事件は収束に向かっていますが、本題が置き忘れられています。
    これは機密漏洩事件です。外国の工作員が狙う重要官庁の。
    時効など国民にとっては関係ありません。
    問題は機密漏洩する職員が今なおいるということ。国家安全保障上の大問題が未解決だということ。
    なぜマスコミは問題にしない?