テレビはコラボしたくない
最近、麻生太郎元首相の発言がいよいよ劣化し始めたように思います。かつてのような報道権力による悪意ある「切り取り」ではなく、発言の主旨そのものが大きく間違っているのです。
十五日に福岡県飯塚市であった自身の後援会の会合で、少子化について「一番大きな理由は、出産する時の女性の年齢が高齢化しているからです」と述べました。つまり、晩婚化が原因だというのです。
ここでは何度も申しましたが、団塊世代に団塊ジュニア世代が生まれたのに対し、ちょうど私たち団塊ジュニアの適齢期を襲った平成三十年間の大不況が「団塊ジュニア・ジュニア」の誕生を阻んだことが現下少子化の原因です。
結婚したくても、子供が好きで生み育てたくても、みな自分一人生きていくのが精一杯でした。なので私たちは、例えば「一人暮らしに便利な世の中になった」「みんな晩婚化している」「今こそ自由恋愛だ」といった言い訳で慰め合ったのです。
竹下内閣の消費税導入以降わが国の経済は、転落の一途を辿り、橋本内閣や小泉内閣の無策と失策を経て、二度と浮上していません。
その間、日本新党だの日本社会党だのの出来損ないを担ぎ上げたこともあり、当時結党以来初の下野を経験した自民党だけの責任ではありませんが、麻生氏のこの発言は、政治家として的外れにも程があり、とうとう呆けたのかと思うほどです。
同日の「原発は危ないと言うけれど、原子力発電所で死亡事故が起きた例がどれくらいあるのか調べてみたが、ゼロです」と述べたことも、原発(東海村臨界事故を除く)が放射線由来の死亡事故を起こしたことがないのは事実ですが、その直後の「原子力と原子爆弾の区別がついていない人もいる」というのは、あまりにも私たち国民を莫迦にしすぎています。
十日記事でも申しましたが麻生氏には、極端に対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)しか聞こえていないのでしょう。極左暴力市民の活動に対して物申すにしても、かつてのような「言葉は乱暴」でも的を射た切れ味は、もうそこにありません。
これが自民党重鎮の体たらくだとすれば、ますます私たち国民に希望がないのです。岸田内閣が駄目でも……という自民党内の政権交代に期待できなくなります。
さて、その対日ヘイトが起こした不正会計事件ですが、地上波の報道権力がこれをほぼ扱っていないというのは本当ですか?
私は、もうテレビ報道を見なくなったので分からなかったのですが、それにしか触れていない国民の一部は、東京都が事業委託した対日ヘイト団体が不正を起こした事実を全く知らないというではありませんか。
極左が極左の不正を隠蔽して擁護するためでしょう。極左基準で少しでも保守派、或いは特に政治的思惑のない団体に不正の疑いがかけられようものなら、さんざん報道するくせに。
中央共同募金会の「仮に東京都が判断をしても、われわれが出した助成金の部分は適正に精算処理を済ませている」という言い分ならば、そもそもこの団体が助成の対象として適切だったか否か、精査し直すべきです。このままでは、不誠実な募金集団だと思われても仕方がありません。
かろうじてBS日テレ(BS日本)が十六日、加藤勝信厚生労働相を招いた中で、一部この問題を取り上げたものの、仁藤夢乃氏が有識者委員会の構成員であることについて述べている途中でスタッフが割って入るような騒ぎ(「飛ばしましょう」という声が聞こえた)を起こし、そのままCMを差し込んでしまいました。
何を慌てているのでしょうか。どうして報じたくないのでしょうか。答えは、読者諸氏こそよくご存知ですね。
すべての権力がこの事件を取り上げざるをえなくなるまで追及し続けることです。逃げ得を許すな。
皇紀2683年(令和5年)1月19日 9:37 AM
アメリカでもメディアはユダヤ人が牛耳っているのが、大統領選挙の時に明るみに出ていましたけど、もう日本も手遅れですよ。高橋洋一さんも御自分のチャネルでボヤイてましたが、テレビ局には帰化した在日がイッパイ居る。地上波では言わないように言われたって。もう乗っ取られてしまってます。子供達が中学生くらいになるとスマホを持ってテレビ見なくなり、テレビから情報を得なくなるのが救いです。コラボって韓国の慰安婦団体にも金を出していたとかの記事が出てましたけど、そんな突っ込んだら何が出てくるかの怪しい団体を報道したりしないです。テレビも新聞も要らない。ネットだってデマや飛ばしは出てきますが、チェックする人が居ますしね。
皇紀2683年(令和5年)1月19日 12:50 PM
全国の電力会社が「4月に値上げの予定」を既に宣告していますが、昨年の秋に「原発の再稼働」を断言した岸田は 今 そのためにどのように動いているのか? 多分、全く何も実行していないのだろう。やるべきことは何一つやらない 支持率が上がるように「言葉だけ」一秒でも早く岸田政権を終わらせないと 日本が再起不能になるぞ。