中国の遣いなんか要らない

皇紀2682年(令和4年)10月28日

「キツネ狩り作戦」関与の中国スパイら訴追…FBIの二重スパイから偽情報つかむ失敗も

【読売新聞】【ワシントン=蒔田一彦】米司法省は24日、中国の情報・治安機関のメンバーや協力者らが、司法妨害やスパイ活動などに関わったとして、三つの事件で計13人を訴追したと発表した。 発表によると、このうち中国の情報当局者2人は、…

(讀賣新聞社)

 これが国民を危険から守れる自立した国家のあるべき姿なのです。むろん米国も、わが国を含む同盟国からでも平然と機密情報を収集しますが、中共による主権侵害に気づいて対処できるのは、そうした能力を法的にも有するからにほかなりません。

 高市早苗内閣府特命(経済安全保障)担当相がさかんにこうした危機対応の問題を提起し続けるのは、相手が米国でもお構いなしの中共による工作活動が常態化しているためです。諜報工作はまさに戦争であり、とっくに始まっています。

 ということは、スパイ防止法もないわが国では、既にやりたい放題にやられています。露国による対日工作の例を七月三十日記事で挙げましたが、東京都港区新橋というのは、本当は露国よりも中共と北韓(北朝鮮)の工作員がよく潜んでいた場所で、ここが最もわが国の企業戦士や国家公務員を捉えやすいのでしょう。

 実は、少し前に「あれは間違いなく中共の工作員だった」と思われる危険な場面に遭遇した某官僚の話を直接耳にしました。正確に申しますと、その方の体験談から私が「危ないから二度と接触しないように」と指摘したのですが、その舞台もやはり新橋の或る居酒屋だったのです。当人は大変驚いていました。

 警察の公安が異例の措置として民間企業へ危険を呼びかけたのは、私たち国民を犯罪から守るためです。こうした取り組みから岸田政権も国会(立法府)も学ばねばなりません。

 引き続き、法案名は何でもよいので「スパイ防止法」の成立を各所へ強く訴えていきます。公明党(創価学会)の横やりを許しません。

WHO葛西氏の任務代行 人種差別発言の内部告発で

 【マニラ共同】世界保健機関(WHO)の葛西健・西太平洋地域事務局長に人種差別的な発言などがあったとする内部告発を受け、フィリピン・マニラにある同地域事務局の参加国は25日に特別会合を開き、ヤカブWHO副事務局長が当面、葛西氏の任務を代行すべきだとの結論に達した。…

(一般社団法人共同通信社)

 そこでもう一つ。共同通信社のこの報道だけでは何が何やら分からず、国際機関の日本人が中韓から嫌がらせでもされたのかと思いきや(この記事自体は共同の嫌がらせですが)実は、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(WPRO)の葛西健事務局長の「中共べったり」ぶりに、事務局本部があるフィリピン(比国)の現地職員に内部告発されてしまったのです。

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)対応をめぐり、これをバラ撒いておきながら情報隠蔽を図った中共を決して批判せず、中共をひたすら擁護する発言で(中共がおかしいと指摘する)職員たちを威嚇したというではないですか。

 岸田内閣の林芳正外相や河野太郎デジタル相らもこれと同類で、屈中を貫いて人びとを危険に晒すとんでもない輩です。この告発内容が事実であればまさに「日本の恥」であり、比国の皆さんには、日本人として申し訳なく思います。

 しかしながらこの事実を「中共の犬」と糾弾されたテドロス・アダノム事務局長に報告し、対処を求めた皮肉は、現下の国際機関が中共のカネに堕ちた惨状を物語っており、そのうちスリランカのごとく破綻していくのでしょう。

 葛西氏は、医学者でありながらほとんど「役所畑」の人間ですから、中共の工作に篭絡された典型的木っ端役人の類いとも疑われます。これが霞が関の現状なのです。

 本当に危ないですから、よく知らない人間(中共人とは限らない)との接触には警戒してください。

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『中国の遣いなんか要らない』に1件のコメント

  1. cocoa:

    国会を見ていても情けなさに泣けてきます。