中核派の妨害デモは犯罪だ

皇紀2682年(令和4年)9月25日

台湾に安倍元首相の等身大銅像 24日に除幕式

【台北=矢板明夫】台湾南部の高雄市にある廟(びょう)「紅毛港保安堂」に、日台親善を推進した安倍晋三元首相の功績をたたえ、等身大の銅像が建てられた。24日に除幕式…

(産經新聞社)

 暗殺された安倍晋三元首相の国葬儀を二十七日に控え、極左暴力集団の過激な妨害行動が佳境に差し掛かっています。

 わが国にありながら対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)を繰り返してきた日本教職員組合(日教組)や各労働組合の暴徒に加え、中核派の破壊活動家(テロリスト)が主導していることも明白になりました。

 ここでも令和元年六月四日記事や、同二年三月十二日記事で扱った渋谷暴動事件の大坂正明被告について「無罪」と掲げる幟を手に行進する中核派テロリストが、妨害デモを伝える報道写真に写っていたのです。

 わずか二十一歳の機動隊員を判別不能になるまで焼き殺したテロリストが全く無罪のはずなどありません。

 安倍元首相が暗殺されて数日のうちから、わが国の左傾化を主導してきた(中道左派の産經新聞社以外すべての)報道各社は、岸田内閣が決定した国葬儀に反旗を翻し続け、普段はしない「きめ細やかな仕事=世論調査を文字通り小刻みに」繰り返して、とうとう半数以上の国民世論を国葬儀反対へと誘導・操作してみせました。

 この有り様に呆れた国民からは、反対派・妨害派を極左暴力集団と結びつける指摘をしてきましたが、誘導されたらしい人びとが「ならば国民の半数が極左暴力集団なのか」などと莫迦丸出しの反論に留まるのも、テロリストどもにまんまと操作されたと気づいたバツの悪さからでしょうか。大東亜戦争を「お国に騙された」で片づけた日本人の悪癖です。

 殺人と破壊の限りを尽くしてきた凶悪犯罪集団に、極論のようですが本来言論・表現・集会の自由は許されていません。周知の事実として犯罪は自由ではないからです。

 わが国の法治は、何度陳情してもスパイ防止法を議論できない立法と共に、この点に於いて極めて甘いと申さざるをえません。現に中核派や革マル派が未だにデモを挙行しています。

 韓国の朴槿恵元大統領を引きずりおろそうとした北朝鮮工作員主導の(文在寅工作員を大統領にするための)デモに、JR総連ら中核派と連携するテロリストどもが渡航・潜入していたことも、まさにわが国の恥と申すほかないのです。

 自分たちは「極左暴力集団のレッテルを貼るな」などとわめき散らすくせに、安倍元首相の国葬儀に同意・賛成する国民を「統一教会(世界平和統一家庭連合)信者」「壺仲間」などと決めつける頭の悪さには、なるほど世論操作の容易を示す対象だと妙に納得させられます。要するに「チョロい」のです。

 さて、台湾南部・高尾市の紅毛港保安堂に建立された安倍元首相の銅像も、今後こうしたテロリストどもに何をされるか分かりません。

 私は個人崇拝を好みませんが、国葬儀にも同意しましたし、わざわざ建立してくれた台湾高尾の方がたに衷心より感謝申し上げます。

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