中国株の守銭奴はインチキ

皇紀2682年(令和4年)9月16日

 廉価(劣化?)版家電製造のアイリスオーヤマ(宮城県仙台市青葉区)が生産拠点を中共遼寧省大連市から岡山県瀬戸内市などへ移すというのですが、原因が何であれ、国内回帰の流れを政策として作れない岸田政権は、あまりにも弱すぎます。

 輸送費の高騰や「異常な円高が緩みつつある」ことに加え、中共人民の給与水準が技術と見合わないほど上がり始めて久しく、まだまだ私たち国民の給与水準のほうが高いとはいえ、国内生産の旗振りを岸田文雄首相自らが行わねばなりません。本当に給与を引き上げていかねばならないのです。

 小麦などの国産品使用も外食・中食業界で進み始めており、ならば食糧自給率向上の策を打たねばならず、わが国経済の絶不調に見えて実は千歳一隅の好機を迎えていることが分かっていない政府は、一体どこの国の民のほうを見ているのでしょうか。「円安どうしよう」などとうろたえるしかない政治は、政治ではありません。

「円安は進む。政府・日銀はとんでもない過ちを…」投資家ジム・ロジャーズが予言する“50年後の日本” | 文春オンライン

このままでは日本経済は破綻する——。「文藝春秋」2022年10月号より、ジム・ロジャーズ氏「日本経済SOS 最後のチャンスを逃すな」の一部を掲載します。◆◆◆私の愛する日本は、一体どうなってしまうので…

(週刊文春 | 文藝春秋社)

 さて、昨日記事で申した「週刊文春の気になるもう一つの記事」がこれです。冒頭のわざとらしい一文に決して騙されてはいけません。ジョージ・ソロスジム・ロジャーズ各氏の言うことだけは、絶対に聞いてはならないのです。

 むしろこの連中が「黒」と言えば「白」を選択すべきであり、特にロジャーズ氏は、中共・共産党の犬でしかありません。相当喰われています。

 この記事の中で正しい文言は、わが国経済の懸念事項が「少子化(少子高齢化を分離)」にあることと「アベノミクスは失敗」という二つしかありません。しかも、その理由については、全て間違っています。

 ところが、これを有難がる莫迦が未だ多いのです。無理もありません。あちらは、米コロンビア大学で一応教授であり、数多私たち国民が「こいつらおかしいだろう」と指摘しても、残念ながら一蹴されがちです。

 しかし、財政破綻だの財政出動が異常だのと、よく読めば財務省でさえ否定しているわが国の現状を完全に無視した「それでいて財務省に好都合な詐欺的言論」に終始しており、挙げ句には移民受け入れを推進して、この愚にもつかない駄文を締めくくっています。

 非常にまずいと思うのは、現下の給与下落・物価上昇(スタグフレーション)で、ただの藁(ソロス&ロジャーズの阿保莫迦コンビ)でも掴もうとする人びとが多いのではないか、と。危機を見誤ってさらに自らを危機に陥れてしまうという展開です。

 岸田政権に足りないのは、成長戦略と大胆な財政出動であり、これがなくてアベノミクスは失敗しました。

 移民推進の先進国など、もはや一国もありません。直近では、スウェーデンで政権交代が起き、全て失敗しました。来ない移民(来てもろくでもないやつ)など当てにしてはならず、前段で申した国内回帰と内需回復をもって少子化に歯止めをかけることと、政策として子供たちに投資(財政出動)することが極めて重要です。

 日本人を育てなくて何が日本政府でしょうか。中共の犬がわが国を陥れようとすり寄った文章で私たちを騙しているのが明白なのに、週刊文春もよくもまぁこんな「ゴミ」を掲載しますね。「文春砲」が聞いて呆れます。

 よもやこんな「クソ」に耳を傾けることのないよう、政治家や官僚に対する監視が必要です。

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『中国株の守銭奴はインチキ』に4件のコメント

  1. ノンポリではいられない:

     岸田総理に「大胆な」という言葉がどうしてもイメージできません。
     おっしゃる通り、今こそ日本国内での企業の成長、若者の育成投資、内需拡大のための財政出動が必要ですね。
     留学生は日本の宝といい、出てくる政策も外国人を優遇するようなもの

  2. ノンポリではいられない:

    が目立つような気がします。(申し訳ありません途中で投稿ボタンを押してしまいました。)

     目先の日中国交正常化50周年が気になるのか、ミサイルを打たれても、領海を侵犯されてもろくに抗議ができない現政権では、日本と日本人を本気で守ろうという気概が見られません。
     

  3. 八百万の神の自由:

    > 食糧自給率向上の策を打たねば~
    > ~岸田政権に足りないのは、成長戦略と大胆な財政出動であり、これがなくてアベノミクスは失敗~
    > ~前段で申した国内回帰と内需回復をもって少子化に歯止めをかけることと、政策として子供たちに投資(財政出動)することが極めて重要です。

     全く同感です。
    ジム・ロジャーズ、アトキンソン、竹中等、未だ各種メディアで跋扈する「財政破綻論者」達は、平成以来の典型的な主流(新古典主義)派、新自由主義で相変わらず「信用創造(貨幣発行の仕組み)」を誤解し「金融引き締め」「構造改悪」をやたらに推奨してきますね。わざとでしょうが。
    国債の日銀引き受けを根拠を言わず否定するのも此奴等の手口の一つ。

     又、国民が気を付けるべき事は、現在のコストプッシュ([海外資源]価格高騰)型インフレは、適正なデマンドプル(需要牽引)型インフレと真逆で、需要不足(消費減退)型デフレの要因ゆえ、(大規模、長期、計画的)財政支出で需要喚起せねば、
    企業の国内回帰(これが今後のコストプッシュも防ぐ)も進まず、
    消費税、感染症、露ウ戦争で疲弊しきった企業、人、技術、土地が更に(チャイナ含む)外資に買い叩かれ続ける。

     金融引き締めや財政を絞る時の目安は、
    遠藤さんが前に言われた通り、コアコアCPI〖食料及びエネルギーを除く消費者物価指数(メディアで使われるのはコアCPI)〗での過剰デマンドプルインフレの継続時で完全雇用、かつ、財政支出で供給力強化が見込めぬ状態の時、と言えるが、
    結局、 肝腎要は、実態経済(国民感情)を救えるか否かで、
    今言われてる「対GDP比」まして「PB規律」は国民を誤解させる、という意味で有害規律ですね。

  4. 八百万の神の自由:

     最近、有望積極財政派が出て来ました。
    積極財政議連第9回 会田卓司 講師
    前半一時間程講演。後、議員と質疑。
    https://youtu.be/prlRnPC1tmc
    先日BSフジプライムに2時間出演で、緊縮派3人相手に堂々主張は見事(何故か、この回のみ見逃し動画無し)。
    https://www.fnn.jp/articles/-/414941?display=full
    会田卓司氏と西田昌司議員との対談。全3回?(各々10~20分)
    https://youtu.be/kAAVEa2dgXE
    https://youtu.be/-IRhxx3gVt4
    https://youtu.be/47kw5zOeUh0