中国から台湾へ、日本でも
米連邦議会のナンシー・ペロシ下院議長は、台湾を出発して韓国を訪問しましたが、日米韓関係の修復を約束したはずの(早速支持率急落でもう何をするか分からない)尹錫悦大統領は、何と「夏期休暇」を理由に会いません。金振杓国会議長と会談して終わりです。
韓国大統領府(もう青瓦台ではない)は否定していますが、間違いなくペロシ議長の訪台に恐れをなした顛末であり、これでは北朝鮮工作員として中共に隷属した文在寅前大統領の態度と何ら変わりません。
島根県隠岐郡隠岐の島町竹島近海での違法な海洋調査行動を繰り返し、米国に対してもこの非礼では、結局尹政権は、どの国からも信用されずに終わることになります。
今月十四日まで米太平洋艦隊司令部主管の大規模軍事訓練(パシフィック・ドラゴン)がハワイ州沖で行われており、海上自衛隊も韓国海軍も参加していますが、通常政治がどうであれ軍の現場では協調してきた日韓は、もはやここでも噛み合っていません。
韓国海軍駆逐艦が海自第四航空群所属P-1哨戒機へ火器管制レーダーを照射した平成三十年十二月の「対日準宣戦布告行為」について、未だ韓国から謝罪がないどころか「腐った言い訳」しか聞かされていないことが影響を及ぼしているでしょう。日韓軍事当局間の信頼関係までもが、ついにこの時から崩れ堕ちました。
ペロシ議長は今夜、亜州歴訪の「大トリ」であるわが国を訪問します。明日、岸田文雄首相と会談する予定に変更はありません。日韓でかくも対応が異なったことは、確実に韓国をさらなる窮地に追いやるでしょう。
しかし、やはり林芳正外相(山口三区)を即刻更迭しなければいけません。ペロシ議長の訪台について「コメントする立場にない」と答えたような屈中の有害な無能を、外相にはしておけないからです。お前がコメントしないでどの閣僚がコメントする? 阿呆かお前は!
とはいえ、私たちの暮らしのすぐそこで、これほど恐ろしい暴力行為が漫然と繰り返されています。東京都武蔵野市の金井米穀店(吉祥寺本町)に連日、極左暴力対日ヘイトスピーカー(日本憎悪差別主義者)が営業妨害行為に及んでいるのです。
そこには、報道権力から神奈川新聞社の石橋学編集委員や、地方行政権力から山本ひとみ市議会議員(極左系無所属)まで加わっていたというのですから、権力による私たち国民への弾圧に当たります。
武蔵野市の問題は、昨年十一月十四日記事や同十二月二十二日記事で取り上げましたが、わが国の行政に責任を有さないはずの外国籍の者に、本来違法な権利を持たせてまで何をやらせようというのでしょうか。
今まさに中共が台湾にしていることを、軍事的侵略は沖縄県に、内部からの瓦解工作は日本全土に及ぼしたいに違いありません。台湾も、特にペロシ議長の地元カリフォルニア州も、現地駐在もしくは帰化済みの中共人が瓦解工作を仕掛け、既に相当「喰われて」います。
そうした政治論を、私たち国民が語ってはいけないというのですか?
金井米穀店さんの元ツイートには、ヘイトスピーチ(特定人種の憎悪を扇動し、差別する言動)の要素などありません。むしろ目下、店の前に立って営業妨害している連中の行為こそが「侵略的外来種」の動物学的説明を明解にしてしまっています。
言論の自由を侵害するのですね? ならば憲法違反で告訴しなければなりませんし、こんな人たちを威力業務妨害罪の現行犯で(成立要件について慎重な判断になりますが)警視庁に逮捕していただくほかありません。
金井米穀店さんは、かえって繁盛しているとの情報もありますが、自由を奪われた恐怖と災難に衷心よりお見舞い申し上げ、どうか平和を取り戻されますよう祈念します。
皇紀2682年(令和4年)8月4日 10:03 AM
ペロシ氏の訪台により、恫喝国家は台湾を囲んでの実弾演習を強行するとのこと。韓国は恫喝に屈したようですが、日本はそのような恫喝に屈せず、総理の毅然とした態度を示して欲しい。
しかしながら、9月に予定されている内閣改造人事で福田防衛大臣という媚中人事が予想され、このタイミングでのこのニュースに恫喝国家に屈してしまったかのような印象は拭えません。これで、林外相、茂木幹事長、福田防衛大臣の媚中トリオ揃い踏み、その上財務省の言いなりの内閣が出来上がれば、お先真っ暗です。というかもうすでに内部侵略されているのかと疑いたくなります。
ペロシ氏訪日で岸田総理の覚醒を望みますが、どうなることか。