津軽海峡 通ってみました
露国防省は、令和二年に北海道択捉島へ勝手に配備した地対空弾道弾S-300V4の発射訓練をし、海軍ステレグシュチイ級警備艦(フリゲート)など十隻を太平洋側から日本海側へ津軽海峡を通過させました。
ちなみに露国製のS-300は、中共もウクライナも保有しています。
そもそも「なぜ津軽海峡を公海、国際海峡になんぞしたのか?」とよく尋ねられるのですが、正確にはわが国が商船や大型タンカーなどの自由な航行を確保し、貿易先進国としての国益に資する特定海域を設定したものです。
連合国(俗称=国際連合)海洋法条約の規定では、公海と公海を結ぶような海峡を「国際海峡」としており、実は津軽海峡はこれに該当しません。海峡のいわば中央部分を公海にしているからです。
わざわざ領海の幅を制限してまで特定海域を設定した理由には、米軍の原子力潜水艦などが通過したがる場合に於いて「核を持ち込ませず」の非核三原則に反しないようにしたという説が根強くあります。
つまり、現行憲法(占領憲法)政治の権化と化している片務型日米安全保障条約(在日米軍基地提供条約)のせいで、さんざん中露海軍艦隊の津軽海峡通過を許してきたというわけです。
ここから私たち国民が考えなければならない問題はいくつもあります。
非核三原則を「国是(衆参両院で決議済)」のままにしていてよいのか、特定海域の設定を見直すべきではないのか、北海道側と青森県側で挟み撃ちにできるようにすべきではないのか、そもそも占領憲法を「憲法」のままにしていてよいのか、といったことです。
露国は、ウクライナとの二正面作戦には耐えられないゆえ、懸命に北方領土強奪路線の堅持をわが国に見せつけています。
よもやわが国が私の主張(二月十六日記事)通りの行動をとらないよう牽制しているのです。ということは、目下ここが露国の弱点なのです。
ならば日露講和条約が未締結である現実を直視し、私たちは今なお露国と戦争状態であることを宣言しなければ「北方領土は日本固有の領土」などという法的根拠なき発言では、わが国の利益を守れません。
露国のウラジーミル・プーチン大統領は、岸田文雄首相の程度にそのような根性も知恵もないことを見抜きながら、よって「二度と領有を主張できなくする」ようまさしく「片手間に」これらの行動を起こしているのです。
私たち国民が本当に、真剣に怒りを行動に表すべきは、こうした露国の態度に対してであり、語弊はありますがウクライナのことなどどうでもよいのです。
皇紀2682年(令和4年)3月12日 12:11 PM
220312-3
ソロです。
>>津軽海峡を閉鎖可能にする案
まぁ手漕ぎのカヤックで渡れる海峡なので、スクリュー音紋識別AI付の沈埋魚雷を20発位沈めておけばこうした、舐めた真似は直ぐ止めるでしょう、音紋を取られると1発でお終いですからね。
もぅ、昨年のシナと露艦隊の日本一周で自衛隊の音紋コレクションは、大分埋まっているでしょうがね、当然この情報は米軍にも展開するので、戦争が始まったらロシアの軍船は、表に出れなくなりますがねww、
まぁ自前で兵器を開発出来る能力がないので、余計な情報を相手に与える事が如何に危険かを理解していないからで、威嚇の心算でやっているのでしょうが、馬鹿な奴らです。 序に大隅海峡や対馬海峡も同じように閉鎖可能にしている筈です。
彼らは未だ顕在兵器と潜在兵器の使い分けも出来ていない様ですね。
皇紀2682年(令和4年)3月12日 7:45 PM
220312-3-2
再びソロです。
>>プーチンの東側経済圏構想の発出
日比野さん処を覗くと、ドル覇権体制に対抗する反米国家の大人民元構想をプーチンがぶち上げているのではないか? と、いう記事が出ていました。 面白そうなのでちょっと紹介を。
此処で「反米国家」と目されているのは、シナ、ブラジル、イラン、ベネズエラ他、旧東欧国家群の幾つかが同調する約束が取れているとのだそうです、追い詰められたプーチンの窮余の一策ではありますが、世界に反米国家が多いのも事実ですね。
日比野さんは、此れにインドを加えているんですが、インドはシナとは昔から犬猿の仲で、1昨年も、国境付近で小競り合いが武力衝突になり、双方に少なくない死者を出しているし、インドは西側諸国のシナ包囲網のクァッドの一員です。
でも実は ここら辺りが微妙で、バイデン親子の不正に絡んだ件で、闇の勢力は反トランプだが、この件に関しては、途中でバイデンを切り捨てて、シナの「施政権を管理に回る」可能性がある、14.5億人もの大量難民が世界に拡散すれば間違い無く、大パニックになるからです。
それにシナとロシアは基本的に敵であった時期が長かった事があるので、色々難しいのですが、人民元の流通は、第三世界には結構行き渡っている可能背があるし、反米国家のドル嫌いもこの構想のキモになる部分ですからね。シナは外せないですね。
然し、ロシアとインドは何故か昔から仲がいいので、ロシアは是非仲間に入れたいでしょうが、
インドも多民族国家という点では、シナ・ロシアに引けを取らない国家ですから、シナと呉越同舟は、内紛の火種になるのを嫌って、モディ首相が距離を置く形で済ませるのではないか?と思います。