首相になれない河野一族

皇紀2681年(令和3年)9月26日

【閑話休題】
 自民党総裁選挙をめぐり、続続と高市早苗前総務相(元政務調査会長)に投票したという党員・党友各位のご報告を受けています。私の知る範囲では、岸田文雄前政調会長に一票、河野太郎ワクチン担当相と野田聖子幹事長代行は、ゼロ票です。

 報道権力が「願望」を込めた世論調査結果が正しいか、それとも主に(対日ヘイトスピーチ=日本憎悪差別の一派を除く)SNS上を席巻する声が正しいかは、まもなく二十九日の投開票日に判明します。

 決選投票に持ち込まれる可能性が高まり、ますます河野氏の当選が危うくなり始めたことで、どうやら私たち国民は最悪の選択を免れそうです。

 中共・共産党との癒着問題に加え、そもそも経済政策に疎いことや、竹中平蔵人脈に依存して政策を代筆してもらっていることもバレて、人権問題にも関心がないという正体までも晒された挙げ句に、そのSNS上では「ブロック太郎」の異名をとるほど人の話を聞く気もない態度が取り沙汰されています。

 むろん悪質な罵詈雑言や誹謗中傷のリプライに対し、そのアカウントを個人がミュート、またはブロックするのは自由ですし、そうしたほうが精神衛生上よいでしょう。

 しかし彼は、私のような公務員でもない一国民とは違って現役の政治家(憲法第四十三条には「全国民の代表」とある)です。河野氏のアカウントには、公的情報をツイートしたものも多く、それをすべて国民が閲覧できない(ブロックされた人は何らかの迂回策をとらねばならない)というのは、現象として正しくありません。

 まして彼が語る「広くご意見を賜る」の発言とも矛盾しています。それが本当に罵詈雑言であれば「ご意見」として受け止める必要はないと思いますが、リプライすらしたこともないのに「見に行ったらブロックされていた」とか「河野氏のツイートに誤ったことが書かれていたので、専門家として間違いを指摘したらブロックされた」といった著名人までいるのです。

 このような自己陶酔と自己欺瞞に満ちた人物を、次期首相はおろか国会議員(神奈川十五区)にしておくのも問題だということが発覚したと申して過言ではありません。

 今にして思えば、韓国の南官杓駐日大使を呼び出して「極めて無礼」と叱りつけてみせたのは、一体何だったのだろうか、と。「よくぞいってくれた」と拍手した多くの国民の期待を、自分で全て壊してしまったのが河野氏です。

 やはり河野一族は、どうしても首相になれないのでしょう。

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『首相になれない河野一族』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    多くの議員がそうしているように事務所のスタッフや秘書がSNSのアカウントを管理すればよいのにウケを狙ってか全部自分でやるものだから軽い気持ちで始めたであろうブロックも引くに引けぬところまで行ってしまったのだと思います。そもそも無数のリプライが来るのは簡単に想定できるはずです。悪質なものは粛々と通報すればよいのです。「ムカついたからブロック」では首相の重責は全うできません。これでは周囲の人々も疲弊するに決まっています。安倍前首相が異例の長期政権を築いたのは人事における調整力が秀でていたからだと思いますが、万一河野氏が首相になれても「100代目にして史上最短の政権」になっても不思議ではありません。やはり父の因果が子に報いたということでしょうか。