いい加減陽性者数で騒ぐな
夏季五輪東京大会(東京五輪)サーフィン男子で初代銀メダリストに輝いた五十嵐カノア選手が競技後、ご本人曰く「海の神様に」感謝して一人深く座礼に及んだ姿は、極めて美しく印象的でした。
五十嵐選手は、米加州オレンジ郡ハンティントン・ビーチ出身の在米日本人ですが、三年前の四月二十六日、ご本人の「日の丸で闘いたい」という強い思いから日本国籍を選択したそうです。私は、二年ほど前の取材記事か何かで彼を知り、実はその頃から応援していました。
そのような彼の活躍に、上位争いを演じたブラジル(伯国)選手への応援に熱の入りすぎた同国の人びとが彼のSNSに誹謗中傷を書き込みまくるという残念な現象が起きています。
五十嵐選手の姿勢から、競技は単に「勝つこと」が至上ではないとの考えを新たにさせられました。伯国の人びとの熱気は理解しますが、自然と向き合う競技に挑む者として尊敬できる「真のサーファー」を傷つけるのはやめていただきたい。
さて、ここで気分の悪い「はしゃいでる朝日」の記事。東京五輪開催の一つの希望は、報道権力がいい加減に武漢ウイルス(新型コロナウイルス)扇動をやめてくれないかということにありましたが、対日工作機関紙をはじめ、相変わらずCT値の設定がおかしいPCR検査の陽性判定者数(直ちに感染者数ではない)でまた騒ぎ始めました。
これに乗じて「東京五輪を中止せよ」「五輪より命」などと騒いでいる方がたもいますが、確かに「五輪をやるなら緊急事態宣言なんかもういいわ」となり、気が緩んで感染症対策がおろそかになり始めた人もいるでしょう。
しかし、少なくとも二週間前は東京五輪が始まってもおらず、昨日のこの「数字」で東京五輪の中止を、しかも政府に求めるのは筋違いです。むしろ五輪が始まって「家でテレビを見るようになった」という人が私の周りでも増えていますから、人流を抑えることをあくまで主眼とするなら五輪の効果があったほどでしょう。
なんなら開催中止を叫んで数百人がたびたび「密で」デモをしていたことが陽性判定者数の増加を招いたのではないかという嫌味の一つもいいたくなります。
日本医師会・東京医師会の医師たちが診療しなくてすむよう厚生労働省が指定感染症指定を延長している目下、仮に重症病床の数が足りなくなったとしても、それは文字通りの「人災」であり、しかしながら現在は病床の逼迫を招いていません。一部の医療機関にだけ苦行を強いるような施策は、もうやめてほしいのです。
私たちもいい加減に陽性判定者数で騒ぐのはやめましょう。朝日や侮日が「命より記事」で嬉嬉としているのを目にするのも不愉快です。
皇紀2681年(令和3年)7月28日 3:11 PM
陽性判定者の国籍の内訳と、そのうちの治った人数、重症者数も発表しないと、いたずらに不安をあおるだけだと思います。
皇紀2681年(令和3年)7月28日 7:47 PM
日本製の暗号化メッセージアプリ、Kizunaというものが開発中で、2度目のクラウドファンディングが行われています。
https://kizuna.foundation/crowdfund/
暗号化にとってサービス提供者にもメッセージの内容を見ることは出来ず、盗聴されても復号出来ないもののようです。このアプリが完成されたからといって、すぐに他のメッセージアプリの使用者が移ってくれるとは言えないかもしれません。
しかし、セキュリティとプライバシーが確保された日本製メッセージアプリという選択肢があれば、関心のある人達は使用してくれると思います。現にプラスメッセージやエアレペルソナという「日本製」と謳っているアプリにはある程度のユーザーがいるようです。実際のところはどうなのかはわかりませんが。
少し前、某メッセージアプリのことがニュースとなり問題視されましたが、それでも日本の人達はプライベートでも、社内での連絡や取引先とのやりとり、地方自治体まで、某メッセージアプリを使用する人は多いようですね。
このKizunaが完成して使用され始めることで、少しでも、日本人の意識が変わるきっかけになるのではないかと期待しています。暗号化されている、サービス提供者にも内容が読めないアプリがあるということは、逆にいうと他のアプリはどうなのか。そこを考えてくれる人が増えてくれればと思います。
現状では開発資金が足りていないようです。もしよろしければこのクラウドファンディングの情報拡散にご協力いただけますと幸いです。