英雄でも親日無視の文在寅

皇紀2680年(令和2年)7月13日

 十日記事の追記になりますが、韓国ソウル特別市の朴元淳市長が青瓦台(大統領官邸)の裏で殺害されたのは、次期大統領選挙を巡って北朝鮮から「候補はおまえではない」「しゃしゃり出るなら死ね」とやられたようです。

 さまざまな原因がささやかれていますが核心はこれであり、北朝鮮の希望が今なお任鍾晳元大統領秘書室長(北朝鮮工作員の文在寅大統領をも操っていた上級工作員)であるにもかかわらず、朴市長は相当自分を北に売り込んでいたようで、文大統領自身が未だ推す曺国前法務長官でさえ北の「却下」を喰らって文大統領が時に北からきついお叱りを受けているというのに、従って北は朴市長が著しく鬱陶しくなったのでしょう。

 北朝鮮工作員の末路は哀れです。韓国を北に売り飛ばし、韓半島(朝鮮半島)の赤化統一を目論んで韓国国民を危険にさらすような輩は、幸せな死に方ができません。やはり自殺に見せかけて殺された盧武鉉元大統領もそうでした。

 韓国戦争(朝鮮戦争)の英雄とうたわれた白善燁元陸軍大将が十日、享年百歳にして亡くなられましたが、元満洲國陸軍中尉としての経歴や「自分を育ててくれたのは日本」などの発言により、盧政権下で「親日売国奴」にリストアップされてしまい、文大統領および与党・共に民主党は、彼の死に際して「何の論評も出さない」と突き放しました。

 まずは、白氏のお悔やみを衷心より申し上げます。

 そのくせ文大統領は遡って六日、安熙正元忠清南道知事の母親の葬儀には弔花を贈りました。本人ではないから構わないかもしれませんが、安元知事はかつて性暴力事件を起こして大法院(最高裁判所に相当)で三年六月の実刑判決を受けています。

 彼も次期大統領候補といわれた北朝鮮工作員の一人ですが、北の手によって政治的に抹殺されました。文大統領としては思い入れがあるのでしょうが、彼のご家族には弔意を示して白氏を一切無視するというのが、なんとも「愛国無罪(ただの日本憎悪)」的行動ではありませんか。

 それが本当に韓国を愛することなのか、そもそも国を愛するというのはどういうことなのか、私たち日本国民も含めてよく考えねばなりません。

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