恐るべき宮内庁内テロへ

皇紀2680年(令和2年)7月2日

宮内庁参与に五百旗頭氏ら3人 渡辺元侍従長らと交代:時事ドットコム

宮内庁は17日、皇室の重要事項について天皇陛下の相談役となる同庁参与に五百旗頭真・兵庫県立大理事長(76)、風岡典之・元宮内庁長官(73)、寺田逸郎・前最高裁長官(72)の3人を18日付で起用すると発表した…

(時事通信社)

 これは、以前から取り上げようとしていたのですが、ちょうど昨日記事とセットでお読みいただくべきかと、その時がきました。

 正統な皇室典範ではなく現行典範(占領典範)になり、大日本帝國憲法(自立憲法)ではなく現行憲法(占領憲法)になってから少しずつ皇室をおかしくし、皇族を減らしてきたわが国は、昭和から平成、そして令和になっていよいよ占領の最終工程に入ったと申してよいでしょう。

 小和田家の度を越した介入を許すべく宮内庁を改造してきた勢力は、外務省から有害官僚をつぎつぎと送り込み、韓半島(朝鮮半島)から妙な者たちを送り込むべく風岡典之元国土交通事務次官を宮内庁長官に仕立て上げた時期がありました。

 前にも申しましたが現在の霞が関には、宮内庁へ行きたがる者はいません。天皇陛下が外科手術を必要とされる御病気になられても、誰も執刀したがりません。かつての「名誉なことでございます」という心情は排除され、ただただ「めんどくさいだけ」に堕ち、それをいいことに破壊工作員を送り込みやすくなったのです。

 占領憲法第一条の規定は、国民の意に沿わない天皇陛下は廃位できるというものであり、これほど恐るべき条文を「国民統合の象徴とされる天皇陛下は素晴らしい」などとありがたがる人びとは、もうその時点で占領工作にやられてしまっています。

 これが工作の根拠であり、先帝陛下(上皇陛下)や今上陛下の御発言は特に、宮内庁の工作によって誘導されたものと申して過言ではありません。その端端に陛下の御御心が述べられ、密かに私たち国民の覚醒を促しておられるのではないかと思われる点もありました。これらは以前に指摘しています。

 その御発言に影響を与える宮内庁参与の顔触れは、これまでも酷いものでしたが、ここへきて五百籏頭眞元防衛大学校学長だの風岡元長官だのが選ばれるとは、あまりにも露骨です。

 しかも、この参与どもの気が向いた時に上皇陛下を呼びつけることができる仕組みになっています。とんでもありません。つまり、今上陛下の拝謁を「許される」参与風情が陛下の御考えに何か気に喰わない点があれば、上皇陛下を「呼び出して」いいつけるか何かするのでしょう。

 こんなことにしてしまったのは誰ですか? 既に「第二外務省」または「小和田庁」に堕ちた宮内庁という組織そのものです。私たちはぼんやりしていてはいけません。常に目を光らせ、警告を発し続けるのです。くだらない女性週刊誌の記事に踊らされるのではなく、自ら調べて「国民の目があることを忘れるな。皇室を貴様らの勝手にされてたまるか」という気概を持ち続けましょう。

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『恐るべき宮内庁内テロへ』に1件のコメント

  1. かくや:

     女系天皇、女性天皇を彼らはやろうとしています。これは、絶対防衛ライン。ここが、陥落したら日本は本当に終わってしまいます。何とか旧宮家復活をし、皇位の安定をはからねばなりません。