森友問題まだいうか!?
まだこのようなことをいう莫迦がいるので困ったものですが、ついに大阪府と兵庫県(神戸市など)間の往来を自粛するよう政府が各府県に要請するに至った新型コロナウイルス(武漢肺炎)対策の初動を見てもお分かりの通り安倍晋三首相という人は、決して頭のよい政治家ではありません。彼が極めて早い段階で「もし関与していたら首相も衆議院議員も辞職する」と断言してみせたのは、本当に関与していなかったからであり、これを聞いて最も青ざめた(自らの不正と虚勢がバレると思った)のは、財務省理財局ではなく学校法人森友学園の籠池泰典理事長(当時)だったのです。
では、なぜ理財局が文書を近畿財務局に改竄させたかと申せば、いわばそれが霞が関の慣習だったからであり、大臣答弁に後からすり合わせていくのは日常茶飯事でした。ましてかの国有地はいわくつきであり、地方の財務局など霞が関から見れば「出世コースから外れたゴミ溜め」でしかありませんから、強烈な指示を出して曲げさせるのを何とも思いません。
ただ、そこに赤木俊夫職員(当時)という「(こう申すと不謹慎だといわれそうですが)小心者」がいただけであり、彼が自殺してしまった本当の理由は、この件をもって大阪地方検察庁が彼を逮捕しようとしていたことを知ったからでした。確かに、理不尽に耐えかねたそのお気持ちは、察するに余りあります。この点に於いてご遺族は、裁判で徹底的に闘われるべきです。
よって、この件のどこにも安倍首相も昭恵首相夫人も登場しません。出てくるのは、近畿財務局と大阪府に暴言を吐き散らして地代を値切り倒した籠池理事長夫妻と、天下の本省理財局の佐川宣寿局長(当時)だけです。安倍首相の答弁を聞いて慣習ですり合わせるべく、文書から徹底的に首相夫人の名前を消させまくったのは、本当に余計なことでしかありませんでした。
にもかかわらず、どこの莫迦か知りませんが「昭恵夫人を呼べ」だのと騒ぎ立てるのは、あまりにも事情に疎いとしか思えません。記事表題にある「スッキリ」で思い出しましたが、十九日午前に日本テレビ系で放送された情報番組「スッキリ」には、思い込みの激しさで日本放送協会(NHK)を叩きだされて大阪日日新聞社というタウン紙に堕ちた捏造記者が出演し、阿呆三昧の限りを尽くす始末で、こんなものを公共の電波に乗せた日テレも莫迦の同罪です。
もういい加減にしたまへよ。日本も世界もそれどころではないのが莫迦には見えていないのか。
皇紀2680年(令和2年)3月20日 10:10 AM
兵庫や大阪が大変なら、東京はもっと大変な状況だと思います。
真面目に検査をすれば、数百、数千の感染者が出現するかも知れません。
(アメリカは感染者が1万人を突破し、ニューヨーク州だけで死者が60人を超えたようですが、「検査テント」の前にマスクを着けずに狭い間隔で並ぶ人々の群れを見てゾッとしました。)
私は、東京はオーバーシュート(爆発的感染急拡大)の秒読み段階に入っていると思っています。
先日は、高輪ゲートウェイ駅の券売機前に、5万人を超える命知らずの人々が、3時間待ちの大行列を作っていました。
関東各県の人々は、「不要不急の東京訪問」を控えるべきでしょう。
遊びに行ってはなりません。
森友ですが、すっかり忘れていました。
このご時世ですから。