河井法相もともと悪い夫婦
俳優(女優)の八千草薫さんが亡くなられたという報は、癌を告知されたことを公表されていたとはいえ残念でなりませんでした。衷心よりお悔やみを申し上げます。巨匠・稲垣浩監督の映画『宮本武蔵』(東宝/名作が多数公開された昭和二十九年)は、米アカデミー賞名誉賞(現在の外国語映画賞に相当)を受賞しましたが、本作に出ておられた八千草さんのあまりの美しさに、日本女性本来の美を見たような思いがしたものです。
さて、沖縄県の世界遺産・首里城(那覇市)で午前二時五十分ごろ、通報を受け火災発生を確認、消防の活躍もむなしく未明には正殿・北殿・南殿がほぼ全焼しました。
対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)活動が大いに悪用してきた「琉球独立」の呪いのような雄たけびの中、琉球王国の御城(グスク)址は、跡形もなく姿を消してしまったのです。
県内の(わが国の主権を懸けた闘いではなく)対日ヘイト活動と連動しただけの「反基地闘争」には、県民以外の参加が多く、中には中共や韓国からわざわざののしりにやって来る莫迦も多数確認されていますが、首里城がまるでソウル特別市にあった(復元済の)南大門のように激しく焼け落ちたことは、全て何をかいわんやの顛末だったのではないでしょうか。
さてさて、ここで表題の一件。米国に意味もなく訪問し倒していただけの河井克行法相が本日、妻の河井案里参議院議員(広島県選挙区)の公職選挙法違反の疑いに関する週刊文春報道を受け、辞任しました。菅原一秀前経済産業相の辞任に続き、安倍晋三首相が「とりあえず大臣歴任」の経歴を数名に与えざるを得なかった軽薄な組閣の顛末もまた、そもそも自明の理でした。
この夫婦は、もともと極めて悪評高く、河井法相については以前からここでも申してきましたが、案里議員の強引且つ悪質な選挙戦は、いずれ問題が表に出てもおかしくなかったほどです。
日米関係に於いても、何ら役に立たないどころか悪影響しかない河井夫婦の再登場が決してありませんように。
皇紀2679年(令和元年)10月31日 3:16 PM
出演されている作品をたくさん見たわけではありませんが、八千草薫さんは海外の方から見た日本語人女性の魅力の全てを凝縮したような方でした。80歳を超えてなお活躍される女優さんは世界中に存在しますが、八千草さんのような気品を身に纏った方は何処にも居ないと思います。画面に出てくるだけで作品の格が一つも二つも上がる唯一無二の存在でした。「オヒョイさん」こと藤村俊二さんが亡くなられた時と同じで、またふとした時にヒョコっと画面に現れそうな不思議な感じです。もちろん仕事で御一緒したわけでもなければ家族でもないのに、とても寂しいです。御冥福を御祈りします。