外国人受け入れと政治の闇

皇紀2679年(令和元年)8月22日

上野宏史厚労政務官の「口利き&金銭要求」音声 | 文春オンライン

上野宏史厚生労働政務官(48)が、外国人労働者の在留資格を巡り、法務省に“口利き”し、その見返りに金銭を求めていたことが「週刊文春」の入手した音声記録から分かった。東京都新宿区に本社を構える人材派遣会…

(文藝春秋社)

 外国人労働者の大量受け入れをシステム化した出入国管理法の改正は、一方で政治家にこのような斡旋利得の機会を設けたわけです。いえ、改正以前からそれはありましたが、安倍政権はまさにその規模を拡大したことになります。

 私は何度も「外国人をまるで『労働人材』という物のように輸入する政策」として「人権上問題がある」と指摘してきましたが、政治家にとっては「物」というより「カネ」でしかないのでしょうか。

 今回は自民党の政治家ですが、野党のナントカ民主党らも無関係な話ではありません。決して陳妙(誤変換→正しくは「珍妙」)なことを申すわけではなく福山哲郎幹事長や、少し深いガソリンプールだともう足がつかない安住淳でも元財務相らが「一般社団法人日本ミャンマー協会(日緬協会)」の理事を自民党議員らと共に務め、外国人実習生の斡旋利権に関与している事実を報道各社から指摘されたことがあります。

 このような政治家に「人権」を語る資格はありません。ここで大いに揶揄された紹介の仕方に「俺の人権は?」と悔しがるがよいのです。政治家が私たち人を道具にするんじゃない!

スポンサードリンク

『外国人受け入れと政治の闇』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    日本全国どこに行っても本当に外国人が増えました。厳密に言えば「観光客ではない外国人」つまりは「労働者」「生活者」「準日本人」と言える人達です。彼らを側で観ていて思うのは「本当に我が国に対する敬意など微塵も無いのだな」ということです。よく考えれば当然の話で、受け入れを呼び掛ける側の人間が人を人とも思っていないのですから、モノ扱いされた外国人に「郷に入りては」と諭したところでとうてい無理な話なのです。

    あまりにも多いのでまともに報じられなくなりましたが外国人による犯罪も明らかに増加しています。摘発の対象にならない迷惑行為も含めればとてつもない数になるでしょう。

    批判を承知で言えば日本においては「日本人最優先」という考えは当然の話なのです。「共生社会」「相互理解」の名の元に日本人の人権を後回しにする面々は結局遠回しに外国人犯罪の増加を後押しする人でなしであり、その筆頭が「人権」の定義を好き勝手にいじる報道権力でしょう。終戦の日になれば毎年何故か日本人にばかり反省を促すばかりでなく昭和天皇の戦争責任を追及し続けるNHKは元より京アニ事件で明らかになった報道権力による「自分たち最優先」の姿勢がいずれ日本人と外国人との殺し合いを生むのだと気づかねばなりません。そのためならば彼らが金科玉条の如く盲信する「報道の自由」など、叩き潰して構わないのではありませんか?

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    規模などにもよるでしょうが、農家さんなどは「繁忙期」だけ人を雇いたいというのが本音ではないでしょうか?
    別に「実習生」でなくてもよいわけですが、比較的「閑な時期」と非常に「忙しい時期」がはっきりしている場合、毎日決まった額のお給料を支払い続けるというのは厳しいのではないでしょうかね。
    あと、家畜の出産などは徹夜になったりしますが、毎日のことではありません。

    ところで、アメリカの「不法移民」の人々が、非常に安いお給料で雇われ、しかもかなり簡単に解雇されているという話を以前聞きましたが、マスコミはあまり報じませんね。
    何ででしょう?