預言者・李鵬の死去と日本
二十六年前の平成五年、訪中した英連邦豪州のポール・キーティング首相(当時)の前で「日本は取るに足らない国だ。四十年後には地上から消えていくだろう」と語ったとされる中共の李鵬元国務院総理が二十四日、亡くなりました。九十歳でした。
中共人民にとっては「北京の虐殺者(六四天安門事件を指揮)」ですが、私たち日本人にとっては、わが国の終末を予言した人物です。もちろんこれは長らく、わが国に不遜な態度を貫いた彼への嫌味と皮肉を込めて語られてきたことですが、それがどうも、下手をするとわが国は、彼がいった通りになるかもしれません。
時事通信社配信記事は、共産党人民解放軍の海軍陸戦隊(海兵隊)の規模拡大と、沖縄県石垣市尖閣諸島の脅威を結びつけてまとめていますが、むろん当然の警戒案件ではあるものの、恐らく中共の狙いは東南亜諸国でしょう。
わが国よりも経済・防衛規模の小さな国を対象にした方針に違いありません。台湾ですらないのです。台湾はもう既に経済を抑えており、わが国は軍を出動させる必要のない国に数えられていることでしょう。
米国の戦略からいたずらに日台へ手出しはできないと理解した中共は、もう数十年前から台湾でいくつもの大企業を育て上げ、日本にも人口侵略を仕掛けています。いずれわが国でも「外省人」という言葉を用いねばならなくなる日が来るやもしれません。
そして李鵬元総理がいったことは、平成に入ってからの致命的な内需委縮(大蔵省による前代未聞の国民経済破壊政策)から少子化が始まり、いずれ日本人の数が激減し、中共が全く自然な形で日本を乗っ取ることを意味していたのです。
彼がいった「四十年後」は、令和十四年になります。ただちにこの年ということもないでしょうが、恐らく李鵬元総理の悪夢のような予言を想起させるに十分な事態に突入している可能性が高いのです。
それを食い止めねばならないという時に、年金制度を根っこから変える気もなければ消費税を廃止する気もさらさらないという安倍政権は、国家安全保障を語る上で極めて危険な存在に成り下がっています。日本の安全、中共の脅威といった言葉は、決して自衛隊、在日米軍といった言葉で説明されることではなくなっているのです。
皇紀2679年(令和元年)7月26日 10:21 AM
>日本にも人口侵略を仕掛けています。いずれわが国でも「外省人」という言葉を用いねばならなくなる日が来るやもしれません。
「侵略」云々はさておいて、日本人は増えていない(むしろ減っている)のに、外国人ばかりが「激増」している自治体が沢山ありますね。
高齢者と外国人ばかりが目立つ状態で、「移住者が増えてよいですね!」などと単純に羨ましがられても、住民の皆さんは困惑するだけでしょう。
自治体の中には、もともと人口が多いにもかかわらず、最初から「多文化共生」ありきで「移民で地域興し!」などと張り切っているところもあるようです。
トップがそういう方針の人なのかどうかは知りませんが。
目下激増する外国人児童に対する「日本語教育」など、本当に上手く行っているのだろうか?と心配になります。
俗に「東京圏」と呼ばれる「南関東」各県で人口が増えている原因の一つには、「外国人激増」があると思います。
他の地域と比較して突出して増えている上に、自治体自らが、後先考えず、全力で移民を呼び込んでいるようなケースもあります。
皇紀2679年(令和元年)7月26日 5:02 PM
中国共産党が先になくなると思いますよ。そして中国解体へ
これはアメリカ戦略の始まりです。次にイランを使ってフランスへの攻撃
何故か・・・? 上記2国の共通するものは何でしょうか?
イギリスがEUから抜けたい真の理由は・・・?
いずれ流れは一つになりますよ。しかしアングロサクソンは本当汚いね。
皇紀2679年(令和元年)7月26日 8:18 PM
日本国民は太平洋戦争について反省をこめた正しい分析をしていないので、結局もう一度敗戦するしかないのでしょうか。今度の敗戦は致命傷かと。感情的な戦争反対で思考が止まっている状況、さらに政治家さえも外国人の顔色を窺って、とにかく相手を傷つけないようにしているさま(例えばロシアに対する維新の政治家)をみるにつけ、聞くにつけ、ダメだこりゃ と思わずにいられないわけです。
自分の頭で考えることをしなくなった国民と、将来を見据えられない政治家が先導する日本国。隣の国を馬鹿にしてばかりいられないような気がします。うぬぼれているとろくなことはありません。日本は少しイランやトルコの気概を見習ったらよろしいかと。有史以来滅びた国は数多くあるのです。年金ばかり気にしている国民に、しっかりしろってだれか雷落としてくれないかな・・・
皇紀2679年(令和元年)7月26日 8:25 PM
追記 国家の非常事態宣言みたいなものを出したほうがいいと思います。このままでは国は面倒みきれませんって。その方が国民のためです。