今「ライダイハン」の理由

皇紀2679年(令和元年)6月16日

文大統領に「韓国軍兵士暴行」調査求める ベトナム戦争時の「ライダイハン」 – FNN.jpプライムオンライン

ベトナム戦争に参戦した韓国軍兵士が現地女性を暴行して生まれた「ライダイハン」と呼ばれる子どもたちが11日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、性暴力があったと認め、国連機関の調査に協力するよう求めた

(FNN.jpプライムオンライン)

 ヴェト・ナム動乱(越国戦争)に参加した軍隊のうち、後世に於いて韓国軍の評判が最も悪い理由は、派手な米軍の悪行に隠れ、越国民を極めて残虐な方法で虐殺して回ったからです。中でも女性の殺し方には、目を覆いたくなるような例が数多ありました。

 そこには韓半島動乱(朝鮮戦争)で南北に割れたことや、そもそも旧大韓帝國が日清・日露戦争に勝利した大日本帝國との併合を決断した結果として大東亜戦争では敗戦となったことから、今度こそ連合国の仲間入りを果たしたいという想いが前のめりになったことなどが、仮らの歪んだ感情(劣等感など)をかき立て、凶行に駆り立てたのかもしれません。

 或るころから韓国がわが国に対して煽りだした慰安婦問題と称する「韓民妓生が軍の健康管理の下で商売をしていたことがなぜか帝國軍に強制連行されて性的に搾取されていたなどと捏造された問題」は、この越国動乱で自分たちがしたことを「自分たちもしたのだから日本人もしたに違いない」「いや組織立ってしたんだ」といい出したに過ぎないのです。

 稀代の詐欺師となった吉田清治氏の戯言(のちに嘘だったと告白)を基に、北朝鮮の日米韓連携破壊工作としてこれらの話は大いに利用され、今や中共が工作を主導しています。

 転じて越国が近年になり、勇気をもって韓国軍の残酷極まりない悪行を指弾しようといい出したのも、英米主導の工作によるものです。

 わが国が日米韓連携のため、無知で無礼な韓国の言動にも頭を下げさせられてきたように、結局米韓らが敗れて統制経済を敷く社会主義体制になった越国も韓国の支援を受けるべく沈黙を守ってきたわけですが、ここへきて越国は変わりました。英米がそこに目をつけ、中朝主導の対日ヘイトスピーチ(反日)工作に対抗する世論の一つとしてライダイハン(大韓混血児)問題を解禁したのです。

 それほど韓国の対日ヘイトが太平洋防衛戦略上の障害になり始めていたのであり、本来なら韓国に健全な保守論壇さえあればその議論が喚起され、自ずと対日ヘイトをやめるべきでしたが、彼らの劣等感を巧妙に刺激する中朝の工作に韓国国民は完全に惨敗し続けてきました。

 昨日記事で指摘したことが英米主導工作のいわば「闇の部分」であるなら、これは越国民の屈辱を晴らす意味でも「光の部分」です。対日ヘイトの信憑性を失墜させるライダイハン問題の提起は、私たちも大いに支援すべきであり、その動きに注視したいと思います。

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『今「ライダイハン」の理由』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    ライダイハンを巡る韓国軍の蛮行は、もはや我が国でもここ数年のネット言論の加速により急激に広く知れ渡るようになりましたが、ここに来てヴェトナムが本腰を入れ始めたのを不思議に思っていました。その背景に英米主導の工作があったとはまさしく目から鱗で、また一つ賢くなった気分です。もちろん私は今を生きる韓国人に対する一方的な人種差別には断固として反対ですが、彼らの祖先がアジアの歴史に大きな汚点を残したことは紛れもない事実であり、むしろ人種差別を止める(そして大日本帝国軍の汚名を晴らす)ためにこそ、この「歴史戦」に果敢に挑んでいかねばならないのでしょう。何かと海外における言論(工作)活動で遅れがちな我が国ですが、今回ばかりは太平洋防衛という安全保障上の最重要課題が絡んでいるのですから、外務省そして国会議員はきちんと仕事をしていただきたいものです。それができなくてどうやって慰安婦問題を巡る対日ヘイトに打ち勝てましょうか。