対日ヘイトをぶちのめせ!
一部のテレビ局が昨日、半裸の男が共同住宅用と思われる受水槽に侵入し、まるでプールのように泳いでいる様子を放送したそうですが、水道汚染罪(懲役七年以下)に処される可能性のある犯罪行為としての指摘はもちろんのこと、これは単に「また莫迦がTwitterやTiKTokでやらかした」「本人特定されるぞ」では済まない問題をはらんでいます。
それは、ことほど左様にしていとも簡単に飲用水に毒物(細菌・ウイルスなど)を放り込まれるかもしれないことです。当該事例は、建設中の集合住宅用だそうですが、わが国は生物兵器、化学兵器対策を占領統治期に米軍によって奪われました。そのことと霞が関最底辺の前川喜平省、いや面従腹背省、いえ文部科学省が長らく獣医学部の新設を認めなかったことは関連しており、愛媛県今治市と学校法人加計学園の計画を鳩山政権になって「検討」へ格上げし、安倍政権がついにゴーサインを出したのは、わが国も再びこれをやるという意思表示なのです。それを些末な「反安倍」話に貶めたのは、一体どこの莫迦でしょうか。
さて、そこで安倍晋三首相の訪義(イラン訪問)ですが、現行憲法(占領憲法)によって交戦権(外交をする権利も含まれる)を剥奪されている外務省が、珍しく米国とは関係なく維持してきた日義関係を考えますと、あまりにも遅すぎたのであり、やはり首相の訪問ともなりますと米国の顔色を伺い続け、しかしながら今回はドナルド・トランプ大統領が「行っていいよ」というので訪ねることができました。
残念ながらそういうことなのです。決してトランプ大統領に「安倍首相、米義間の仲介を頼むよ」などといわれたわけではありません。義国にしても、かつてアザデガン油田の権益を獲りにきた日本が米国に「やめておかないと自民党議員のどれか(人間扱いしていない)を殺すぞ」と脅され泣きながら去っていった(ちなみにこののち中共が盗りにきて開発に失敗した)のを目前にしており、仲良くはしたいが頼れる国とは思っていません。
せいぜい「われわれは戦争を望んでいない」というハーメネイ最高指導者の言質を取れれば成功でしょう。それが義国の望みならば、永遠の平和国家たるべきわが国が一肌脱ぐべきですが、平和主義者を自称する連中が後生大事にする占領憲法のせいで、それができないのです。
ここで表題の件。残念ながら韓国の保守系政党も、中共と組んで日韓関係を破綻させたい北朝鮮工作員の毒牙にかかって久しく、結局は対日ヘイトスピーチ(日本差別扇動)を自身の政権維持に利用する程度の「(落星台経済研究所の李宇衍研究員の言葉を借りますと)知識社会の薄さ」を露呈させてきました。
よって日米韓の安全保障連携という論点では、日韓が握手することはあっても、いわゆる「歴史問題」に話が移った途端、全く議論がかみ合わず、結局は日韓保守派の連携ができなかったのです。
これができないことにより、金大中政権や盧武鉉政権の誕生を許し、いよいよ朴前大統領が冤罪で弾劾されるがままとなり、ついに従前より酷い文在寅工作員の大統領就任を見逃してしまいました。
わが国の保守系政党には、そんな韓国と無理矢理にでも話を合わそうとする輩がおり、よって自民党の親韓派には平気で対日ヘイトにはしる「あるまじき売国奴」が数多いるのです。そこへ野党がほぼ対日ヘイト派ですから、なぜか立法府は対日ヘイトだらけになってしまいます。これが、わが国の政治が「(対日ヘイトが都合よく使うほうではない)日本人が心に秘める民意」から遠のく原因の一つなのです。
しかし、もし仮にも李研究員らのような健全な保守論壇が韓国に育てば、日韓対立の仕掛けを破壊できるかもしれません。何が何でも中朝の恐るべき殺人集団がこの動きを邪魔するでしょうが、何度も申しますように日米韓の連携は中朝の暴虐を食い止めるために必要なのです。