中国に自爆部隊を送る!?

皇紀2679年(平成31年)4月6日

比大統領、南シナ海問題で中国牽制 一線越えれば「自爆部隊送る」

フィリピンのドゥテルテ大統領は5日までに、同国が実効支配する島の付近を中国船数百隻が航行している問題を受け、中国政府が島から手を引かない場合は「自爆任務」を担う部隊を送り込むことも辞さないと牽制(けんせい)した。

(CNN.co.jp)

 日韓関係が文在寅大統領(北朝鮮工作員)によってとことん破壊される中、日中関係の着実な改善をうたう報道が増えていますが、そのような今こそくれぐれも中共に警戒してください。

 私は、フィリピン(比国)のロドリゴ・ドゥテルテ大統領を高く評価しています。その言動を「あまりにも荒っぽい」と批判する声が多いのですが、或る意味「相手の無礼にはこちらも無礼で報いる」場面も(常にそうしろということではなく)必要で、わが国政府はあまりにもこれを避けた、或いは現行憲法(占領憲法)を「憲法」としてきたことで、ほかに適当な手段を失ったため、中共の増長を促し、今となっては東南亜諸国に多大な迷惑をかけているのです。且つまた、迷惑をかけるに及んだという自覚もありません。

 さらにもう一つ、私がドゥテルテ大統領を高く評価する理由がこれです。

子どもへの体罰禁止法案、ドゥテルテ大統領が署名を拒否 フィリピン

【3月3日 AFP】フィリピン上下院が可決した子どもへの体罰を禁止する法案について、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が拒否権を発動したことが分かった。

(AFP通信)

 子供の教育を目的とした有形力の行使(体罰)を「欧米諸国で(中略)時代遅れなしつけとみなす傾向が高まっているが(中略)わが国はこうした流れにあらがうべきだ、と私は固く信じている」といい切る力こそ、まさに本能の力であり、ドゥテルテ大統領に本能劣化の形跡が全く見られないことから、世界中の為政者の中でも極めて優れた部類の人物であると分かります。安倍晋三首相は、彼を見習うべきです。いや、本能が劣化してしまっているようなので、もはや無理かもしれません。

 目下、芸能界の薬物汚染がいわれていますが、それは私たちの日常にも潜んでいるそうです。かつて経済大国だったこともある比国では、これが国力の著しい低落を招き、よってドゥテルテ大統領は自国の事情として手荒い対策を講じてきたわけですが、これも「異物の排除」といういわば細胞単位の本能的反応でしょう。

 むろん過剰な防衛反応は、例えれば花粉症のようなことにもなりますが、今の時代だからこそ「やっておかねばならないこと」があり、ドゥテルテ大統領は愛する比国を守るために、他国がどういおうとやっているのです。これは、わが国政府に最も欠けている姿勢と申せましょう。

 そうして東支那海のガス田開発で中共の暴挙を許し、沖縄県を危険にさらし続け、南支那海の領土・領海問題を見逃して比越馬尼(フィリピン、ヴェト・ナム、マレーシア、インドネシア)が頭を抱える事態を招きました。かつての「大東亜共栄圏」を「戦争犯罪の反省」という一点で語り、共産党人民解放軍の侵略から目を背けて(本能をできるだけ迅速に劣化させ)亜州の同胞を見捨て続けたのが占領統治期以降のわが国、私たち日本人なのです。

 これを促したのが占領憲法有効論者(護憲派)であり、それでいて「アジアの平和」だの「人権が」だのというから全くの嘘っぱちである、と。最も亜州の平和を裏切ったのが護憲の連中です。

 そして、彼らは今、子供を教育する親の権利すら剥奪し、それで「人としての権利」をうたっています。私たち日本人を弱くする、国際社会で全く通用しない人間に仕立て上げるためなら、実は基本的人権なんぞに一切関心がありません。彼らのいう「地球市民」「共生社会」とは、弱くなった日本人が諸外国人に従属し続ける生活を思い描いたものでしかないのです。

 この事態に危機感を抱かないなら、失礼ながらその方は本能が劣化してしまっているのであり、ドゥテルテ大統領のような人物を見ると嫌悪感すら覚えるのでしょう。彼が比国の国名を(フェルディナンド・マルコス元大統領が提唱したこともある)独自由来の「マハルリカ」に改めたいというのであれば、私はそれを支持したいとも思います。

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『中国に自爆部隊を送る!?』に1件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    そろそろ「欧米を見習おう」というのはやめにしましょう。

    数年前、タレントのパックンが、アメリカの多くの州では「学校での(軽微な)体罰」が容認されていると指摘していました。
    もちろん、それは、「お尻ぺんぺん」の類の「軽微」な体罰でありましょうが、確かに当時は、20州近くで「体罰」が容認されていたと思います。
    また、家庭における「お尻ぺんぺん」(軽微な体罰)の類まで、常に厳格に取り締まっているわけではないようです。
    ヨーロッパやオセアニアの多くの国々でも、同様の状況が散見されるのではないでしょうか?

    それから、欧米の「人権感覚」は、時として、非常におかしいと感じます。
    特に日本に関しては、「変態報道」や「冤罪報道」が多く、「誤報」である事が発覚しても謝罪も訂正もしないケースが大部分という指摘さえあります。
    むさくるしい白人男性の脱ぎ捨てたパンツの臭いをかいで、日本人女性がうっとりと目を細める変態的なCMに至っては、日本の大手M新聞の「変態報道」に刺激されたのではないかと疑いたくなります。

    ドイツ企業のCMが日本人蔑視か。白人男性の使用済み下着をアジア系女性が嗅ぎまくる内容に非難殺到(動画)
    https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c9f8ceee4b0bc0daca96699?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter