靖國神社宮司の退任に…

皇紀2678年(平成30年)10月12日

靖国神社、宮司退任へ=天皇批判発言で:時事ドットコム

 靖国神社は10日、小堀邦夫宮司(68)が退任する意向を示したと発表した。同宮司をめぐっては、天皇陛下を批判する発言をしたと週刊誌で報じられており、責任を取ったとみられる。【特集】「平成」残り1年、続く最後の行事~両陛下が果たされた役割とは~ 週刊ポストは10月12・19日号で、小堀宮司が6月、神社内の会議で「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ」「はっきり言えば、今上陛下は靖国神社をつぶそうとしてるんだよ」などと発言したと報道した。 靖国神社の広報担当者は、こ

(時事ドットコム)

 週刊誌報道に対しては、発言の断片を恣意的に書かれた可能性があったため、特に何も申しませんでしたが、私がもうここ数年、靖國神社のみたままつりに献灯しなくなったのは事実です。

 天皇陛下の御親拝を賜ることが靖國神社にとって最も重要だとは何度も申してまいりましたが、中曽根康弘元首相が中共の胡耀邦共産党中央委員会総書記に肩入れして靖國を外交取引の材料に堕として以来、先帝陛下の御親拝も賜れなくなり、今上陛下も状況の改善が全くない中で御親拝になれません。

 それが事の経緯と真相であるというのに、この小堀邦夫宮司は、どの類いの連中からの入れ知恵で(発言が事実なら、或いは事実だから退任するのか)このようなことを述べたのか、まるで今上陛下を対日ヘイトスピーチ(反日)活動家のごとくに指差したのです。

 或る種の類いの連中は、これに大満足なのでしょうが、このような喧伝そのものが日本破壊工作に乗せられたものだと自ら気づかない限り、もう何をいっても聞かず、彼らが「騙された」と気づいた時には、もう日本が中共あたりにでも占拠されて終わっているのでしょう。

 言葉は極めて悪いのですが敢えて申しますと、天皇陛下がたとえ「まるで無能な御方」であらせられても皇統が続くことに国柄としての意味があり、「無能な天皇」の程度で「皇室は終わった」と叫ぶこと自体がわが国を終焉の淵へと追いやるのです。天皇陛下の「御人柄など」に関わらず皇統を守ってきた先人たちの苦労に対し、個人主義的に堕ちた現世私たちの何とわがまま勝手で、耐性が低く、醜いほど愚かなことでしょうか。

 カネに困り始めた靖國宮司の暴走ともいわれていますが、何より祀られている御霊に申し訳がありません。今上陛下に「気を遣わせた」挙げ句に「ならばもう譲位して」と殴りつけた「占領皇室会議」の決定に対し、何かと「平成最後」とはしゃぐ莫迦まで湧いて、何もいわないどころかこの始末の神社にもう何も期待できないのです。

スポンサードリンク

『靖國神社宮司の退任に…』に6件のコメント

  1. 奈々子:

    「天皇陛下の御親拝を賜ることが靖國神社にとって最も重要だとは何度も申してまいりましたが、中曽根康弘元首相が中共の胡耀邦共産党中央委員会総書記に肩入れして靖國を外交取引の材料に堕として以来、先帝陛下の御親拝も賜れなくなり、今上陛下も状況の改善が全くない中で御親拝になれません。」

    これ以外の理由はありませんね。支那に媚びて取り入ろうとした中曽根の事を知らずか知ってか、それ見たことかの皇室揶揄揶揄ブログの小躍りぶり。いえ、私はタイトル見て飛びついたなw と思っただけなので内容は知りませんけど。

    まあ、それ以前に靖国神社首相参拝は朝日新聞の加藤千洋と旧社会党の田邊誠が支那に進言しに行くまで何にも問題にしてなかったことです。もう、本当に~、スパイ防止法がないから、されたい放題にされてるんですよ。

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    少し話が前後しますが、フジテレビの「タイキョの瞬間!」という番組で、‶技能実習生として来日した後に逃亡したベトナム人女性が、不法就労をしたとして東京入国管理局に摘発される様子”などを放送して、「民族差別を助長する」と批判を浴びた件についてです。

    番組に登場する人物は、なぜか中国人やベトナム人が多く、例えば韓国など他の国の犯罪者が登場しないのは不可解だというご指摘がありました。

    昨日、「読売新聞」の一面に、「外国人労働者永住可能に」という大きな報道がありました。
    それによると、「新制度」のポイントとして、『難民認定制度を悪用したり、不法滞在したりする人が多い国からは、労働者を受け入れない』という事が書かれていましたので、それを意識してベトナムや中国の方々を槍玉にあげたのではないでしょうか?

    親日国の人々を「技能実習生」というの名の「低賃金労働者」としてこき使い、逃げ出したら「犯罪者扱い」というのは少々気の毒な気がします。
    より豊かな国から来日し、悪質な犯罪に手を染める人も沢山いますのに。

  3. あき:

    私は、よく分かりませんが、この宮司さんの発言隠し撮りリーク?何でしょうか?何かそんな事書いてあった様な?  天皇陛下、天皇家他、こういう神事に携わる人達は別格で尊敬の対象(考えや主張は色々有ると思いますけれど)でいて欲しいなと思っています。 ヤフーでコメント欄付けられるのも不快です(ヤフー・朝鮮人がやってるし)。  
    これも日本国民の劣化の象徴的事例なんでしょうか。  悲しい。

  4. やす:

    確かに個人主義に照らし合わせたら、「天皇陛下は何の役にたっているの?」となりますし、個人主義に走るほどどんどん日本人の心を失い最後に天皇陛下への反逆行為に走ります
    その心の隙を狙って様々な悪魔の囁きをしてくるのが支那であり、個人主義の最大の弱点は欲望に弱いことです
    残念なことに欲望に釣られている政治家が少なくないのが現実で、確実に150年の間に回った西洋的価値観による毒です
    だからこそ何度も言っている教育の問題から改善して日本人としての誇りを取り戻していくことが必要なわけで、日本人の心を取り戻しさえすれば簡単に欲望に釣られることはなくなると思いますし、個人の物差しで天皇陛下を計る事なんてできないことが理解できるはずです
    そもそも天皇陛下に何か事を起こすことを期待する方が間違いなわけで、天皇陛下の存在自体が日本人の心を温かく照らす太陽のようなものだと私は思っていて、もしそれがなければ支那と同じになります
    だからこそ天皇陛下に対しては感謝の気持ちを忘れず、自由に生きられる喜びあふれるシラス国日本を取り戻すには、時計の針を幕末まで戻さないと無理だと思いますし、特に議会制民主主義を直ちにやめるべきです
    恐らく多くの国民が日本が支那のようにならなかったのは天皇陛下の存在があるからだということを知らないのではないでしょうか
    それを考えたら譲位の日時を政治家が勝手に決めるなんてとんでもない反逆行為であり、ある意味平和ボケもいい所で、こんなことをやっていれば神の怒りを買うのは当たり前です
    これからもどんな災害が起きるか分かりませんし、私達国民は覚悟しないといけないと思います

  5. :

    この件について、宮司への批判に固執して、靖国内部の問題をわざわざ左翼週刊誌に売り渡したやからが神職にいるということを、誰も問題視しないほうが私には問題だと思います。

    小堀宮司が3月に赴任されてから、かなりの神職が主な役職から排除されたと聞き及びます。
    今回の一件は内部の権力闘争で間違いないと思いますが、排除された神職が真っ当なかたなら週刊誌にわざわざテープを送りつけたりしないと思います。
    中国共産党は自民党内部の工作により力を入れていると聞きました。
    安倍総理が苦戦されている原因がそれです。
    内部から崩壊させるのが彼らの常とう手段だとすれば、ある日気が付いたら靖国が靖国でなくなっていたりするのではないでしょうか。
    その延長線上に皇室もあるように思えるのです。

    >天皇陛下がたとえ「まるで無能な御方」であらせられても皇統が続くことに国柄としての意味があり、「無能な天皇」の程度で「皇室は終わった」と叫ぶこと自体がわが国を終焉の淵へと追いやるのです

    無能というのではなく福島瑞穂や枝野、辻本清美などと併合するような人物でも皇統が続くことに意味があるのでしょうか?
    本末転倒ですよ、終焉なのはむしろそっちのほう。
    すでに宮内庁には大量におかしな人物が入り込んでいるようです。
    将来反日ヘイト天皇が誕生しても皇統が続けばそれでいいようなもの、崩壊したとてそれは天の御意思です。

  6. 好太郎:

    小堀宮司という方がよい人か悪い人かわかりません。
    でも靖国神社の宮司であればそれなりの考えがあってのことと思います。
    決して金目当てでもないと思います。

    週刊紙報道では幹部の中から、A級戦犯が合祀されたことで、昭和天皇はご参拝されなくなった。(富田メモ)だから今上天皇もご参拝されないのではとの意見も出たそうですが。
    しかし、昭和天皇はA級戦犯を祀った「殉国七士廟」に向かい長い黙とうをささげたと。
    https://ameblo.jp/atomu-coco50/entry-11903633046.html

    富田メモも正しい記録かどうかわかりません。

    小堀宮司の話しにもどれば、靖国には国のために亡くなられた御霊が天皇のご参拝を待っていると思われ、今、天皇がご参拝なされないと、次の皇太子も靖国神社へご参拝する日はなくなると心配している。
    天皇が海外へ慰霊に行くのもよいですが、靖国神社へもご参拝してほしいと強く願っていることが、発言の真意と思いたいところです。
    遠藤様のブログに反論するようでごめんなさい。