面会拒否される市民運動

皇紀2678年(平成30年)5月26日

 昨日記事で申した「中朝」の勝手を見過ごせなくなった米国は、米朝首脳会談の中止に言及することで「米中朝」の衝突をちらつかせることにしましたが、これまで「揺さぶり」の主導権をこれまた勝手に握ってきた北朝鮮に対し、そのハンドルを米国が奪い取った形になったのが、今回の「中止する」「開催するかも」というドナルド・トランプ大統領の態度に表れています。

 韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)がせっせと横流ししている米ドル札をもってしても、米国の制裁が続き、挙げ句に軍事行動までちらつかされては、北朝鮮もやっていられません。やはりこの話は、来月十二日までどうなるか分からないのです。

■第7回 救国の提言講演会<関西>
 日時 平成30年6月10日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 神戸市勤労会館3階
(地図は施設概要を参照)
■第8回 救国の提言講演会<東京>
 日時 平成30年6月17日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
 場所 文京区シビックセンター3階
(地図は案内図を参照)

~第7・8回 共通の項目~
 内容 ニュースの見方講座「韓半島・中共・米国と日本」
    政治の話し方講座「陳情ってどうやるの?」
 参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。

 さて、学校法人森友学園の前理事長夫妻には、改めて多くの「教育勅語導入に強い関心と賛辞を寄せた人びと」が呆れさせられたと思います。保身のために珍妙な自称ジャーナリストのいうなりになり、対日ヘイトスピーチ(反日)が党是なのかと目と耳を疑うような野党五党と結託した時点で、もはやこの夫妻の「安倍晋三首相は本当のことをいえ」という訴えも空疎なものになりました。

 本当のことをいえば、安倍昭恵首相夫人は百万円など渡していない、ということがもう報道記者たちの間でも広く知られていますし、財務省が隠していた四千ページに及ぶ交渉記録と関連文書のどこを読んでも、安倍首相の関与が全く見られないのです。それどころか、この夫妻が財務官僚を口汚くののしり倒して値引きを得たことが(今さらながら改めて)判明しました。

 もうこの夫妻が何をいっても出鱈目です。ほとんどの記者たちもそのことを知っているので、保釈されたところで以前ほどの注目はされないでしょう。

 いうなれば対日ヘイトスピーチ一派というのは、ことほど左様に人を駄目にしてしまいます。一度呑み込まれてしまうと、もうこの有り様です。

首相、過労死遺族会との面談応ぜず 働き方改革関連法案:朝日新聞デジタル

 過労死遺族でつくる「全国過労死を考える家族の会」が求めていた安倍晋三首相との面談について、政府は23日、応じないと表明した。この日の衆院厚生労働委員会で、内閣官房の審議官が明らかにした。家族の会は面…

(朝日新聞デジタル)

 私は、安倍内閣の「働き方改革」なるものに反対してきました。朝日新聞社記事にある「高度プロフェッショナル制度」についても、確かにひたすら国会をさぼり続けた野党五党に対して与党と議論を重ねた日本維新の会との修正合意により、適用を受けた労働者が本人の意思で解除できるようになり、何かとわめき散らすしか能がない連中の知っていた法案とは既に中身が違っています。

 しかし、大企業の「努力義務」とされた下請けの中小企業労働者への配慮や、そもそもの裁量権をめぐり、この「本人の意思」も含めて果たして現場で機能するのかという疑問が全く払拭できていません。掲げた理念がいわば「ざる」ならば、決してこれからの現実が美辞麗句を並べられたようにはならないのです。だから安倍内閣の「一億総活躍」だの「人づくり革命」だのといった掛け声は、それこそ空疎でむしろ恐ろしいものなのです。

 にもかかわらず、この「全国過労死を考える家族の会」が安倍首相の面会を断われたと聞いても、まるで残念でも腹立たしくも感じません。なぜ面会が実現しなかったかといえば、首相官邸前で座り込みなんぞをしてしまったからです。極左(実態はただの対日ヘイト)市民活動の致命的欠点は、そこに呑み込まれると途端にこちらの想いが権力へ届かなくなることでしょう。

 過労死された方のご家族を待ち構えるヘイト団体のいうなりになれば、せっかくの提言が首相に届きません。よほど旧民主党政権のような連中が官邸を再度牛耳ればまた分かりませんが、政治への訴え方、政策提言の在り方について、私たち国民がもう少し賢くならなければいけないのです。

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『面会拒否される市民運動』に3件のコメント

  1. やす:

    とにかく北朝鮮に時間稼ぎはさせないという、トランプ大統領はまったく北朝鮮を信用していないという姿勢は大正解だと思いますが、万が一戦争になった場合に日本がどれだけ支援させられるかの方が問題で、この問題でもちろん拉致問題解決も大事ですが、本当の敵は米国であることを安倍総理はまったく分かってないと思います
    日本人としての誇りを捨ててまで米国の犬になって拉致問題を解決するんだという覚悟があるのか、誇りを守るために拉致問題を諦めて朝鮮と一切関わらないと決め込むかの選択を迫られていると私は見ています
    一番良いのは第三の選択である自衛権を発動させて自衛隊を送り込んで力づくで拉致被害者を救出することなんですが、それを安倍総理に期待するのは無理です

    反日左翼は感情論に訴えて被害者を利用して世論を誘導するやり方というか、西洋で行われてきた革命工作とまったく同じことをやっているという、明治維新以降西洋の価値観を取り入れてきた結果が今の反日を育てる土俵になっていると私は思います
    働き方改革だなんだという前に根本的な「身の丈以上の利益優先主義」の考え方さえ正せば労働問題なんてまったく起きません
    多くの従業員が求めていることは「安心 安全 安定」であり、その意味で終身雇用は日本人にあっていたと思うのですが、競争の原理を取り入れたことで経営者を含めてアレルギー反応を起こしたのか頭が狂ってしまって、そのとばっちりが末端の従業員にきている結果が過労死です
    日本人の国民性に合わせた働き方に戻すだけで、消費税を廃止するだけで、驚くほど内需は回復すると断言できます
    日本人が日本人を知らないのは歴史を知らなすぎるからで、何度も言っている教育から見直して誇りを取り戻していけば、様々な工作に惑わされることはなくなります
    日本は日本 外国は外国という線引きをすることが大事で、下手に外国に歩調を合わせるように無駄な改革を進めることは意味がないということを政治に反映させてほしいものです

  2. 心配性:

    もはや、アメリカ中に「慰安婦像」や「慰安婦記念碑」が建つのではないか?と思われるほどの勢いで、続々と新たなモニュメントが建てられているようです。

    米ニュージャージー州で5例目、慰安婦碑が除幕式 韓国系4割の町フォートリー
    https://www.sankei.com/world/news/180524/wor1805240035-n1.html

    いつも思うのですが、韓国や韓国系米国人の方々は、朝鮮戦争時の「国連軍の性暴力」や、「国連軍の慰安婦問題」には関心が無いですね。
    一ミリも関心が無いと言ってもよいほどの「無関心ぶり」です。

    これを、「歴史の選択的記憶」というらしいです。
    或は、東アジアの人々は、白人の蛮行には滅法寛大で、大甘なのかも知れません。
    それはいけませんね。

    ところで、最近、新聞等で岸田元外務大臣が「総理候補」として好意的に取り上げられることが多くなった気がします。
    岸田氏は、「財政再建」や2025年までの「PB黒字化」に意欲を見せているようです。

    財務省、大嫌いですが、籠池氏の超凄まじい恫喝攻撃に耐え続けた事は同情します。

    25年度までに「黒字安定」=早期の収支改善を-財政審建議
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052300979&g=eco

  3. あき:

    本当に、教育は大切だと思います。  もう、偏向左翼、大学(あんまり気にしてませんでしたけど、日大問題で、余りに酷く驚きました)の拝金主義、早く改善したいです。
    特に、日本人の子供たちに申し訳ないです。  国費留学制度?支那人朝鮮人など丸抱えのバカげた制度即撤廃して欲しいです。
    法務省が、何か在留資格を厳しくだの何だのとか、言ってるようですけど、ヘイトスピーチがどうたらこうたら、日本人が嫌い、死ね~だの野放しにしてるくせに、どうせ、名目ばかりのガス抜き、ポーズでしょうね。  
    そんな事より、外国人生活保護廃止、朝鮮人未納年金者費用は韓国北朝鮮へ請求(在日朝鮮人、パチ屋などが個人資産を出せ!)、支那人健康保険食い潰し阻止、土地取得制限又は禁止、スパイ防止法などなど、やらなければならない事が山積なんですけど。