また米国に邪魔された!

皇紀2678年(平成30年)5月1日

安倍晋三首相、連休中に中東歴訪へ 「和平に積極的に貢献する」

安倍晋三首相は26日の衆院予算委員会で、大型連休中に中東のアラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダン、イスラエル、パレスチナを歴訪する意向を表明し、「中東和平の実現に…

(産経ニュース)

 実はこの中に当初イラン(義国)が含まれていました。産經新聞社記事にもある通り今回の中東歴訪の目的の一つは、エネルギー安全保障です。にもかかわらずわが国政府は、直前になって義国を外しました。

 理由は、米政府が嫌がるからです。現行憲法(占領憲法)政治では、常に占領軍の意向を「忖度」しなければなりません。単なる外交関係だけでは判断できないのです。

 確かに目下、仮にわが国本来の憲法下でもドナルド・トランプ大統領の嫌がることはしないほうがよいでしょう。しかし、そもそもアザデガン油田の権益を手放し、みすみす中共共産党に獲られた(現在は中共の体たらくに助けられて一旦白紙になっている)のは、全て「米国様」を忖度しなければならない行政の常套が招いたもので、いわゆる「森友問題」で騒いでいる暇があるならこちらの「忖度」をこそ問題にせよ、と申さねばなりません。

 ましてユダヤ・マネーに突き動かされ、バラク・オバマ前大統領を否定するがあまりイスラエル(以国)と極めて親しいトランプ大統領に従うがまま、またも安倍晋三首相がベンヤミン・ネタニヤフ首相と仲良く握手する姿ほど二度と目にしたくないものはないのです。

 義国が北朝鮮と同列に「悪の枢軸」かどうかは、それこそ極めて怪しく、北朝鮮とともに核兵器開発をしてきたという話もどうも「うさんくさい」ではありませんか。義国がようやく手をつけたのは原子力発電所の開発であり、核兵器を作る気配など実はありません。むしろ米国の態度が彼らの核武装を煽っています。

 こうして世界をひっかき回しているのが賭博経済の上に胡坐をかく売国奴たちなのです。

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『また米国に邪魔された!』に1件のコメント

  1. 心配性:

    イランといえば、だいぶ前になりますが、昭恵夫人が一足先にイランを訪問し、「夫人外交」を展開されました。
    帰国後も、日本とイランの友好の為に活動されていたと思います。

    安倍総理夫妻がボコボコに叩かれる原因の一つに、イランやロシアとの距離の問題がありませんか?
    イスラエルやアメリカにとって、日本とイランの仲が良過ぎる事は面白くないのかも知れません。

    日本は、サイバー分野を中心にイスラエルとの協力を進めているようですが、それにしても、日本の官庁や企業は、依然として「サイバー攻撃」の脅威にさらされ過ぎではありませんか?
    相変らず、サイバー分野は、「穴だらけでお粗末」な印象を受けるのですが・・・