米朝戦争と欧米露大戦争へ

皇紀2678年(平成30年)3月27日

北朝鮮の金氏が中国を電撃訪問、期間や会談相手は不明-関係者

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が北京を電撃訪問した。関係者3人が明らかにした。2011年に最高権力者の座に就いて以来、金正恩氏の外遊が伝えられたのはこれが初めて。

(Bloomberg.com)

 米国の報道が先走っていますが、仮に初訪中したのが朝鮮労働党の金正恩委員長本人だとすれば、平壌を離れたと知られても金体制が崩壊しない安全を確認してから発表されることでしょうし、最も特別列車に乗っていた「超」要人は金与正女史だけという可能性があります。

 中共共産党の習近平国家主席は、決して金委員長と会談などしたくないはずですが、米国による対朝攻撃が近づく中、北朝鮮の後ろ盾であることを思い出させてこれを防ぎたいはずです。北朝鮮もまた、中共が後ろ盾であることを強調する狙いがあるでしょう。

米欧、ロ外交官一斉追放へ=計100人超、英での暗殺未遂に対抗:時事ドットコム

 【ワシントン、ブリュッセル、ベルリン時事】米国や欧州連合(EU)各国は26日、英国で起きた神経剤による元ロシア情報員暗殺未遂事件への対抗措置として、ロシア外交官を追放する方針を決めた。ロシアが報復措置を取るのは必至で、米欧との対立がさらに深まるのは避けられそうにない情勢だ。AFP通信によれば、各国から追放される外交官は計100人を超える見通し。 米政府はロシア外交官60人を追放し、シアトルのロシア総領事館を閉鎖すると発表。全員が情報機関員とされ、「今回の措置でロシアの米国へのスパイ活動能力を減

(時事ドットコム)

 しかし、北朝鮮を取り巻く情勢よりもさらに深刻化しているのが欧米による対露戦争の可能性です。

 考えられないとお思いの方もおられるでしょうが、先日の日露外相会談が予定時間を大幅に超過してもめたくせに、その内容が全くと申してよいほど私たちに伝えられないのは、もう北海道択捉・国後・歯舞・色丹(本当は千島列島全島と南樺太の全て)を力で取り返すしかないほど交渉の余地がなくなった上に、わが国の安全保障を請け負っている「今なお占領統治軍」の米国と、露国の関係が著しく悪化していることを外務省側が思い知らされたせいです。

 今回の外交官の追放劇は、欧米と露国が双方やり合っていますが、大戦開戦の端緒になりかねません。ウラジーミル・プーチン大統領は、共産主義革命のごとく再び大露国がいわゆる「ユダヤ」に侵されることを何より嫌っています。その兆候が見られただけで彼は、どんな手を使ってでもそれを排除してきたわけですが、結果として下手をすれば戦火の火ぶたを切るでしょう。

 これほど恐ろしい世界情勢にあっても、まだ日本人の多くが「ナントカ学園」のくだらない問題にしか興味を持っていないのです。

スポンサードリンク

『米朝戦争と欧米露大戦争へ』に4件のコメント

  1. 心配性:

    「外資云々」はともかくとして、安倍総理が口走る「電波オークション」や「新規参入」に対する恐れが激しいようですね。

    読売新聞の「民放解体」報道めぐり、テレビ放送への海外資本の新規参入可能性に関心集まる
    https://matome.naver.jp/odai/2152129423899200301

    しかし、若者たちは、テレビも新聞もあまり見ないでしょうし、「文春砲」も「新潮砲」もあまり影響がないようです。
    いずれにせよ、「何としてでも獣医師になりたい」という若者が沢山いるという事はよく分かりました。

    加計学園獣医学科は16.24倍に
    https://mainichi.jp/articles/20180326/k00/00m/040/023000c

  2. 鳳凰:

    正直に言えば国内報道だけではロシアとの戦争は考えられないです。本当にそんな状況なのでしょうか?
    朝鮮半島はまだ可能性があると思いますが・・・

  3. R:

    独裁習近平は朝鮮が朝貢に来ればお土産を用意する。

    北朝鮮金正恩は韓国の北朝鮮出身の文大統領とそれなりの友好関係を持った。

    つまりは北朝鮮は韓国文政権は米国の激しい突き上げが無い限り協力的であろうという意思を確認した。

    そんな北・南朝鮮の状況と米国が中国に圧力を強めて来ている今、習中国は子分は欲しい。

    朝貢に来る北朝鮮(重要人物)は中国が利用し役に立つと考えるだろう。

    習中共は南シナ海と東シナ海を確保して南アジア・東アジアの国々を従えたいのだが、米国が唯一の敵である。
    それさえ排除できれば台湾を場合による軍事力で占領し、日本を尖閣→沖縄→本土と奪うことは簡単なこと。

    全て糞トランプ次第というわけだ。

  4. matu:

    >トルコのエルドアン大統領はイスラム教国の軍隊に四方八方からイスラエルを攻撃するよう要請しました

    という記事を見ました。イスラエルは「いわゆるユダヤ」が第三次世界大戦を引き起こすためにつくったと思っていますが、英露にしろその方向で動いているのでしょうか。プーチン大統領は戦争を望んではいないと思いますが、ただロシアを守りたいというプーチン大統領を彼らは許せないのでしょう。ロシアはかつてどれほど彼らに酷いめにあったか自覚があるため対処もしてきましたし国民も支持しています。
    交戦権もないままGHQ憲法を改正(改悪)しようという日本政府は、今日も国会を反日テロにのっとられて「証人喚問」??、肝心なことを国民に報道しないままにしています。

    ロシアが悪、自分らは米英側にいて安泰といいたげな日本人は多いように思います。
    どれほど彼らに酷いめにあったか日本人は忘れてしまったのか・・。
    必要とあればいつでもだれでも敵に仕立て上げる彼らのことを。 
    もともと米国は彼らが原住民をだまし虐殺してつくった「自由」の国だということを。