共産志位委員長辞任?原因
旧ソヴィエト連邦のヨシフ・スターリン共産党書記長によく似た名前の某野党議員でも引き抜いて後任委員長に抜擢してはどうか、という冗談はさておき、直近では昨年五月十一日記事に言及した通り日本共産党は、不破哲三(本名=上田建二郎)常任幹部会委員がいつまでも頑張りすぎて有能な人材が全く育っていません。
上記「選択」誌記事が伝えているのは、国政選挙などのたびに、そんな不破氏に志位和夫委員長が繰り返し激しい叱責を浴びて完全に疲弊したようだといい、確かに私もそのように聞いていたからこそ前出の昨年記事で申しました。
さらに不破氏は、後任候補に名の挙がった小池晃書記局長のことを「軽すぎる」と不快感を示したようで、その認識に私も全く同意しますが、党所属議員たちをことごとく「軽く」してしまった、或いは「軽く」てもやっていられるように仕向けたのは、まさに不破氏自身なのです。
志位委員長をはじめ現在の中堅議員ぐらいまでは、皆不気味なほど不破氏と同じ話し方をするのも、単なる「口真似」の域を出ない人材不足を表しており、若手議員に至っては、対日ヘイトスピーカーの暴力的な言動をさらすに留まって、日本共産党はもうどうしようもありません。
「確かな野党」としての役割を果たせない共産党には、心底がっかりさせられます。敢えて「共産党頑張れ!」と申してきた私としては、不安的中といった状況です。共産党の凋落は、自民党の体たらくに繋がり、対日ヘイトスピーチ(反日)ばかりでまともな左翼がいなくなったわが国は、保守論壇が劣化しました。国家的悲劇です。
これも何もかも、帝國議会に上げられた現行憲法(占領憲法)の議論に於いて、わが国で最初に「こんな占領憲法は受け入れられない」と指弾した共産党の野坂参三衆議院議員(当時)の心意気のようなものを、共産党自身が失い、自民党や旧日本社会党の流れを受ける民進党、社民党らには初めから欠片もないことが招いた政治の悲劇でしょう。
私たちから国家自立の想いを発露しなければならない。
皇紀2678年(平成30年)3月5日 9:34 AM
中学生の頃、社会科の授業で衆院選に立候補する候補者の主張を一つの資料にまとめて発表する機会があったのですが、日本共産党の主張が中学生であった私には一番わかりやすく「一本筋が通っている」と感じたのを思い出しました。その時の委員長が不破哲三氏で、「カッコイイ名前だなあ」と(まさかペンネームとは知らずに)憧れたこともはっきりと記憶しています。とは言ってもそれは20世紀末の話であって、志位和夫氏が委員長になってからの劣化は観るに絶えず、「中韓大好き小池さん」が書記局長になってからは「日本を壊すことにかけては確かな野党」として対日ヘイトの親玉のように今すぐ消えてなくなってほしい、自民党の増長を許すだけの愚かな存在になってしまいました。もうどこにも「頑張れ!」と言えるような政党が無くなりました。政治家がダメなら国民がどうにかするしかないのです。どこかの中共と違って、知る権利も主張する権利も十分に保障されているわけですから。