君と同じ空気吸いたくない

皇紀2677年(平成29年)6月9日

「辻元清美さんは皇室を『生理的に嫌だ。同じ空気を吸いたくない』と書いた」日本維新の会・足立康史氏が攻撃、辻元氏の“言い訳”は

民進党の辻元清美衆院議員が8日の衆院憲法審査会で、過去に著書で皇室を「生理的にいやだ」などと批判していたことを認め、「一面的だった」と反省の弁を述べた。日本維新…

(産経ニュース)

 民進党には、安倍晋三首相と「同じ空気を吸いたくない」という蓮舫代表がおり、それはご自由にとも思いますが、さらに天皇陛下と「同じ空気を吸いたくない」という辻元清美元副国土交通相がいるわけです。

 この種のののしり方しかできない人が国会議員である現状を、私たち国民が真剣に見直さなければなりません。過去の発言をほじくり返すだけの国会審議に火をつけたのも民進党です。

 首相はいつでも交代できますが、皇室をここまで呪うのならわが国から出ていくか息をするのをやめるしかありません。どちらでも「個人の選択の自由」ではないでしょうか。

 これほどつまらない国会審議はどうでもよく、七日の参議院特別委員会に於ける自民党の有村治子議員(比例区)の行動に注目してみましょう。

 何度でも申しますが一度も「譲位」の御発言などされていない今上陛下を御守りするはずの宮内庁から日本放送協会(NHK)に至る連中の騒動を端緒に、とうとう対応を迫られてしまった安倍内閣が現行典範(占領典範特例法を審議にかけてしまい、何となく賛成しないと「人でなし」でさえあるような間違った「空気」だけは大いに吸う人たちがいて、有村議員も党員として賛成したのでしょうが、さすがに女性宮家の創設検討を政府に要求するという珍妙な決議案には賛成できなかったようです。

 野党幹部に向かって「急に腰が上がらなくなって(中略)ご迷惑をおかけしました」という寝技の一本を取り、自らの党の役職と引き換えに座り続けた(反対した)有村議員は、党から叱られるのを覚悟で信念を通しました。

 彼女はこれまでの参院選挙に於いて、決して得票数の党内順位が高くありません。しかし、もっと評価されてしかるべき政治家の一人ではないでしょうか。ですが、以前より繰り返し重要な提言を申します。まず皇室典範(正統典範)を天皇陛下に御返しすることが全ての解決策なのです。今国会の議論は、その意味でやはりくだらないものでしかありませんでした。

 一方、城繁幸氏のBLOGOS記事に出てくる国際医療福祉大学医学部(千葉県成田市)の「国家戦略特区で新設」で暗躍した自民党の元文部科学相は、なぜ追及されないのかというと、なるほど同大が大熊由紀子元朝日新聞社論説委員を「医療ジャーナリズム」の分野で教授に迎えていたからのようです。

 とはいえ東京都の小池百合子知事の周辺は、築地の大先輩を地獄に突き飛ばしてでも来月の都議会議員選挙のために持ち出すかもしれません。「自民党都連は汚れています。だって会長が……」といい出しかねないのです。

 注視していてください。もし森友・加計に続く国際医療福祉大の話が出れば、まず「小池ファースト」の連中を疑いましょう。わが国政治は結局、他者をどう嵌めて陥れるかに終始し、建設的な国家論など一切の政策提言がないのです。

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『君と同じ空気吸いたくない』に4件のコメント

  1. 心配性:

    >まず「小池ファースト」の連中を疑いましょう。

    『週刊新潮』の最新号の見立てによると、獣医師会と密接な関係を持ち、族議員の一人でもある麻生財務大臣が、「安倍降ろし」の「黒幕」だそうです。

    森友問題も、麻生&鴻池(麻生氏の側近)による陰謀だとの事ですが、「そうかも知れない」とも思う一方、やはり、個人的には、玉木雄一郎議員の記者会見を待ちたいと思います。

    何といっても、野田元総理の口から「文科省のメールは玉木議員のもとに届いたもの」という発言が飛び出したのです。
    玉木氏は、四国の議員でもありますし、親族が獣医師会の関係者でもありますから、説明を求めたいです。
    しかもそのメールに「つぎはぎ加工疑惑」が持ち上がっているのですから、併せて説明を求めます。

    とは言え、加戸前知事が言う通り、「獣医師会の反対」を盾に、文科省と農水省の二省が激しい抵抗を繰り返し、まさに「岩盤規制」を痛感したというのは事実なのでしょう。
    新潮の「麻生氏の陰謀」という見立て以前に、文科省は『岩盤』の如く立ちはだかっていたのであり、今回それが露呈したに過ぎない・・・・・という事はないのでしょうか?

    獣医学部開設は悲願だった~前愛媛県知事
    http://www.news24.jp/articles/2017/06/07/07363657.html

  2. きよしこ:

    「辞めたい」と言えば「なら辞めろ」と言われ、「死にたい」と言えば「じゃあ死ね」と言われるのが悲しいことですが世の中の現実だと思います。当然ながら民進党の莫迦ツートップにも「ならば息するな」「さっさと日本から出ていけ」と考えるのが普通の日本人です。ところが、このレベルの愚か者が一度でも施政権を握ると、天皇陛下の「退位」なるものに何の疑問も感じず、安堵すらしてしまうのもまた今の日本国民なのです。

    有村議員のような、ある意味「粋な」行動を起こせる国民なんぞ一握りでしょう。そんな有村氏は今流行の「身体伺」を提出したそうです。それを受け入れるであろう自民党もろくでもありませんが、進退伺いどころか恋々として(何の価値もない)地位にしがみつく人間が党首を務める野党第一党も「邪魔」の一言です。そんな政党から逃げ出した連中を歓迎する「都民ファースト(自称)」の存在意義って何なのでしょうか?

  3. 福田恵:

    こんにちは。
    毎日のブログ更新を楽しみにしております。

    田母神さんの逮捕→有罪の件はわからないことばかりです。
    ch桜の水島さんが自分の悪事を隠すために田母神さんを生贄にした
    ということですか?
    ちなみに「田母神敏夫を応援する」のメンバーにまたデヴィ婦人がいらっしゃいますね。
    このかた森友騒動で詐欺師籠池に共感し寄付までなさってたのが、なんとなくうさんくさいです。
    てっきりあっちのひとだと思ってました。

    天皇陛下御退位についてですが、

    >何度でも申しますが一度も「譲位」の御発言などされていない今上陛下を御守りするはずの宮内庁から日本放送協会(NHK)に至る連中の騒動を端緒に、とうとう対応を迫られてしまった安倍内閣が

    とありますが、ビデオメッセージで仰ってませんでしたか?
    あのご発言は譲位したいと読み取れます。

    また小林よしのりらが女性天皇や女性宮家は天皇陛下が望まれている。
    逆らう安倍が逆賊だと吹聴しています。
    はっきり申し上げて
    現憲法下で国民の総意とされている以上、女性天皇承認の世論が大きければ総理といえど認めざるをえないのでは?
    この流れを変えれるのは現状天皇陛下だけです。
    あのようなビデオメッセージを流すぐらいなら、陛下におかれては「男系男子」を宣言なさることはできたと思います。
    あえてなされないということは売国メディアの言ってることのほうが天皇陛下の御意思なのだろうとおもえます。
    この現状におかれている今の政権を責めるのは気の毒です。

  4. やす:

    辻元氏は天皇陛下を一般男性を見るのと同じ目線で見てますよね
    女性が嫌いな一般男性を罵る感情論で天皇陛下を侮辱することは日本そのものの否定と同じで、自分は国賊であると認めているようなものなんですよね
    二重国籍謝蓮舫議員も同じように感情論で阿部総理を罵っているし、無能小池ファースト都知事も豊洲は安全であるが安心ではないとか訳の分からない感情論としか受け取れない、それぞれの女性議員の行いは、前にも言いましたが、女性を捨てきれないまま政治に関わると分別のつかない化け物が生まれるという結果がそのままでていると私は考えてます
    決して女性を差別するわけではないですし、全ての女性がそうだとは言いませんが、特に戦後は女性の劣化が男性以上に激しいと考えてますし、女性本来の役割を忘れて、男性と同じことを求めようとした結果が今の少子化と直結していると思いますし、今は痴漢防止のために女性専用車両なんて訳の分からないものまで出来ていますし、中には痴漢をでっち上げて金を毟り取ろうとする女性まで出てくる有様ですし、職場ではセクハラだと騒いだりして、女性の社会進出は男性の足を引っ張っているとしか思えないんですよね
    もちろん少数ではあると思いますが、そもそも女性の社会進出は男性の集まりの中に女性が入っていくということですから、何かしら男女の問題が起きてくるのは当たり前なんですよ
    そういう根本的な問題を野放しにしたまま、女性を政治に関わらせると、訳の分からない感情論で国会を振り回すといった不幸が今東京で起きていると断言できます
    こういう感情論で日本を振り回すような議員はさっさと日本から出て行ってもらうか、息と止めてそのまま逝ってもらいましょう