山尾「政治資金不正」会長
四月に辞任を表明してまもなく離日する柳興洙駐日韓国大使が日本記者クラブ(東京都千代田区)で会見し、昨年末の日韓不可逆的解決合意をめぐり、「少女像(撤去の)問題が条件と言ったら韓国の世論を説得できなくなる」などと述べ、まずは十億円を早く拠出するよう私たちに求めてきました。
何度でも申しますが、昨年十二月二十八日配信動画で予想しておいた展開通りになっています。韓国政府は、公金を注いだ圧力団体を説得できないでいるのです。
そして、わが国政府が財団設立の不可能な状態に(韓国側に問題が)あることを指摘し、未だ十億円拠出の目処を一切立てていないことから、柳大使のこの発言になっています。
韓国の問題が全く解決されないまま「先にカネをくれ」と言われても、出せないものは出さないものです。
http://www.sankei.com/west/news/160618/wst160618……
▲産經新聞:高校生「政治とカネ」質問 ガソリン代出費問題の民進・山尾政調会長「素直な疑問ありがとう」 関西プレスクラブ討論会
さて、関西プレスクラブ主催の政治討論会が十八日、大阪商工会議所(大阪市中央区)で開かれましたが、各党の政調会長を前に「新有権者」となる十八歳の高校生が、奇しくも政治資金に関する疑惑発生の問題について、民進党の山尾志桜里政調会長に回答を求めることになろうとは、思ってもみなかったことでしょう。
まるではっきりしない回答ののち、この高校生が「揚げ足を取る感じになって申し訳なかった」と述べたというのですから、通称「ガソリン山尾(或いはガソリーヌ)」さん、高校生に気を遣わせている場合ではありませんよ、と。
東京都の舛添要一知事が辞任して山尾政調会長が辞任しないのは、都の予算決定権者と一国会議員という違いがあり、そういうことの分からない人たちが「舛添より甘利明前内閣府特命担当相を叩け」と騒いでいるわけで、山尾政調会長のままでいくのは結構ですが、民進党は「そういう政党」との認識で大丈夫なのですね?
このままならば多くの国民がそういうことだと理解します。高校生でも甘く見ないほうがよいでしょう。