国歌不要、野球観戦に耳栓

皇紀2676年(平成28年)4月9日

 http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016033100010……
 ▲朝日新聞 WEBRONZA:「君が代」とは別の「第二の国歌」があれば理想だ 野球観戦に耳栓は持って行きたくない 三島憲一

 今なおこのようなことを言う人がいます。社説や上記のような寄稿文は、それこそ言論・表現の自由によるのであり、そもそも新聞社の方向性(早い話が左派系か右派系か)が出るものでしょうが、朝日新聞社らは公平・公正に報じるべき記事に至るまで、この「方向性」に捉われて全く不公平で不公正なものになっているから間違っているのです。

 国旗と国歌に向かって「不要だ」「掲げない、唄わない」「国歌斉唱時に耳栓を持っていきたい」などと吐き捨てる類いの人たちは、一方で「多文化共生」と言っておきながらまるで共生能力がありませんまずわが国で私たち民族が共有しているものや事柄に、わざわざケチをつけずにはいられないのです。

 残念ながらわが国では、国会議員の中にもこの手の者が入り込んでおり、例えば衆参両院に出される請願にも、共生能力のない人たちとその代表のような議員が組んで提出されたものが常にズラリと並んでいます。

 よって法案一つひねり出すにも、政党内の議論や提出後の国会審議を経てどうなるか分かりません。

 四月六日記事「ヘイトスピーチ法案提出へ」

 しかし、六日記事に頂戴した皆様からのご批判を真摯に受け止め、ここから先の当該法案に対する活動から私は手を引くことと致しました。従前他の提言に拝受するご批判はともかく、今回ばかりは多くの皆様を失望させてしまったのかもしれません。申し訳ありませんでした。

 約二年に及ぶ事ここに至るまでの、隠密に動かざるを得なかったことも含め、まず法案作成の不要を唱えたことや作成必至となってからの恐るべき当初案の切り崩しなど苦労した点については、もう何も申すべきでないと思います。皆様にとって不本意な結果だったとすれば意味がありません。

 私自身が少なくとも講演や街頭活動などで「発信する側」ですから、当該議論には注意深く関わってきたつもりでしたが、お力を貸していただいた関係各位に改めてお礼申し上げます。また、ご迷惑をおかけしました。

 法案は議員立法として提出され、国会審議を経て「元の木阿弥」に修正されることのないよう、どうか皆様の力強い声を国会に注ぎ続けてください。お願い申し上げます。

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