安倍首相が年内解散示唆?

皇紀2676年(平成28年)3月18日

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160317/k1001044599……
 ▲NHKニュース:トランプ氏の大統領就任に備え 外務省が情報収集

 ようやく私が三日記事「まさかの大統領に備える」で申したことが報道されるようになりました。首相官邸からの指示が外務省に対してあったと思います。

 わが国政府にとって、仮に次期米大統領が民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官になっても大した人脈はなく、しかしながら共和党候補のドナルド・トランプ氏よりは遥かに彼女の情報を持っているでしょう。政府は、それほどトランプ氏の「日本人脈」を掴み損ねています。

 かつて「最後は金目でしょ」と言った、安倍晋三首相の信用を全く得ていない現経済財政政策担当相がいますが、トランプ氏こそ最後は金目です。太平洋防衛の日米連携が維持できるかどうかは、わが国のどこかに「トランプ・タワー」が建てられるか否かにかかっている(笑)のでしょう。

 http://www.sankei.com/politics/news/160317/plt160317……
 ▲産經新聞:安倍首相が年内解散示唆? 「今年は大切な年」 日商会合で思わせぶりな発言

 で、この報道は、昨日記事で私が申したことと恐らく繋がっています。もう昨秋から「来夏は衆参ダブルかも」と申してきた私に「いやいや衆議院解散総選挙は、また十二月かも」と耳打ちする人もいるのですが、とにかく安倍首相にとって「今年は大切な年」であることに変わりがありません。

 だからこそ予算委員会では、「解散考えていない」「消費税率引き上げは予定通り」と言い続けているのでしょう。

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『安倍首相が年内解散示唆?』に3件のコメント

  1. ゆき:

    億万長者のトランプ氏が収入の減った中流階級や下層階級の不満を解消できるかというと疑問符が付く。共和党が彼は共和党員ではないと言うのは、軍産複合体、金融、薬剤会社の利益をおもんばかる党に彼は沿って動いてないという不信感があるのだろう。戦争ばかりしている国米国、イラクの失態を招いたブッシュを「嘘つき」と軍人の前で罵ったのは彼だけである。彼は穏健派らしい。イラク戦争のいい加減さを正面切っていったのは彼だけだ。ロムニーは所詮飼い犬なので、背後にいるパトロンの軍産複合体から自由に発言するトランプを叩けと言われて出てきたのだろう。金のない共和党員はウオール街や軍産複合体の支援なしでは動けない。しかし、彼は言い切った。嘘つき、と。日本の外務省はワシントンにある。イランでも何でも米国のいいなりの犬のような存在だ。嘘つきブッシュやロムニーのような太鼓持ちと比べてそんなにひどいとは思えない。政治家としての知識がずいぶん欠けてはいるが。

  2. agnostic:

    三浦半島は人口減少が著しくチョン人だけが残りますわぁ→ http://agnostic.blog.jp

  3. 心配性:

    トランプ氏やアメリカの有権者の対日認識が、「日米貿易摩擦」や「バブル時代」で止まっている可能性を心配します。
    また、中東や東アジアに関する基本的な知識の不足を心配します。
    それから、外交や安全保障に関して、トランプ氏が中国共産党に何か吹き込まれていないか心配しています。

    「ナチスが台頭しようが日本が台頭しようが、首を突っ込まず引き籠っていればよかった。」といったトランプ氏の発言、「アメリカはもはや世界の警察官ではない。中東の紛争に介入すべきではない。」といったサンダースの発言などは、今後、共和党だろうが、民主党だろうが、アメリカの大統領は、同盟国に対して段階的に軍事的な自立を促していくのではないか?という気がします。
    それが良い事かどうかは別として。