在韓米軍退去させ竹島奪還

皇紀2675年(平成27年)6月13日

 http://www.sankei.com/politics/news/150612/plt150612……
 ▲産經新聞:米太平洋軍司令官、日本政府に強い期待 「南シナ海は(中国の)領海ではない」「自衛隊哨戒を歓迎する」

 日系米国人初の太平洋艦隊司令官であるハリー・ハリス海軍大将の言葉の中で、最も重要なのは「砂で作った城で主権を築くことはできない。主権はルールと規範、そして国際法を基にしなくてはならない」という指摘に尽きます。

 日本国憲法(占領憲法)下で在日米軍に基地を提供し、わが国は確かに平時から自衛権を行使してきたくせに、特に「集団的」を取り出してこれまで行使の是非が問われてきたのは、間違いなく第九条との相性の問題でした。安倍晋三首相はここにとどめを刺そうというのです。

 同時に、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島に砂上の楼閣を築いて不法に武装占拠した韓国をわが国が排除できないのは、在韓米軍の存在と日米韓関係への米国の期待があったからに他なりません。

 中共は既に太平洋侵略に大手をかけ、米西海岸一帯の州政治に影響力を持ち始めています。この正体を把握しているのはむしろ北朝鮮であり、韓国は全く理解できていません。

 中共系米国人となった彼らにとって「中華人民共和国」が大事なのではなく、たとえ体制が変わっても自分にとって有利な侵略が五十年かかろうが百年かかろうが達成されればそれでよいのです。米政府関係者にこれが分かっている人は一体何人いるのでしょうか。

 そう考えますと、確かに本来は日米韓関係に穴をあけるべきではありませんでした。しかし、韓国は自ら脱落して中共側に着いたのですから、在韓米軍には一旦出て行ってもらって竹島にいる韓国人武装警官をわが国が叩くしかないのです。(昨年二月一日記事参照)

 その理屈を(本人の自覚不自覚はともかく)いみじくもハリス司令官は言っているのであって、南支那海や東支那海のことだけが対象ではありません。武力で不法占拠する者を放置することは、世界平和の対極にある行動なのです。

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