安倍首相訪米の二つの成果

皇紀2675年(平成27年)5月1日

 http://www.sankei.com/world/news/150430/wor150430……
 ▲産經新聞:【ネパール大地震】120時間ぶり「奇跡の救出」少年、バターで飢えしのぐ 健康状態「驚くほど良好」 死者は約5500人に

 十五歳にしてホテルの従業員として働いていた少年が救出されたという報は、ネパール(涅国)の国家としての脆弱さと未来の希望を表しています。その脆弱さもあるにせよ、涅政府はついにこれ以上の外国人救助隊の受け入れを拒否するに至りました。

 四月二十八日記事で申しましたが、もうやっていることがほとんど中共と同じになっています。最新情報では、スシル・コイララ首相(統一共産党と連立を組む涅会議派=社会主義政党の党首)に対する暴動が起きかねない状態にあるほど、多くの国民が困窮しているのです。

 http://www.sankei.com/world/news/150430/wor150430……
 ▲産經新聞:日韓関係「年内解決」と韓国高官、根拠は不明

 いささか産經新聞社は、安倍晋三首相の訪米を絶賛しすぎです。太平洋防衛に於いて日米関係こそが最も重要であるからこそ、それを超えた枠の防衛問題にまで議論が及んだ今回の日米合意は、昨日記事でも申したようにあらゆる角度からの検証と今後どうすべきかという施策が必要不可欠なのです。

 現段階で考察いらずの成果といえば、中共が隠然と韓国系団体に資金援助し続けてまで日米韓関係を壊しにかかっていた中、韓国政府がわずかに目を覚ましたことぐらいです。

 安倍首相の訪米中、行く先先に中韓の「反日=日米関係破壊」工作員がついて回りました。すでに民主党系のアジア・ポリシー・ポイント(APP)という反日団体まで組織され、ミンディ・カトラー所長のような米国人がチャイナ・マネーで頬を叩かれて巻き込まれているのです。

 ゆえに米コロンビア大学に昨年度補正予算から五億円の寄付を決めた安倍首相は、何をもって対抗すべきか少しずつ分かってきたとみられます。これも訪米の成果でした。

スポンサードリンク

Comments are closed.