麻生叩きの「中朝連携」

皇紀2675年(平成27年)4月25日

 http://dot.asahi.com/aera/2015041900003.html
 ▲dot.(朝日新聞社):麻生氏、会見で海外メディア嘲り「爆笑」 世界に恥さらす

 麻生太郎副首相兼財務相が中共香港のフェニックステレビ記者の質問に嘲笑で答えたという問題。一番最初にこれを大きく取り上げたのが朝日新聞社のアエラであり、他社が後追いで問題視し始めました。相変わらず「麻生氏がまた……」という具合です。

 まず四月十日記事で申したように、麻生副首相は中共主導の亜インフラ投資銀行(AIIB)にわが国が参加しない理由を、内外に何度も何度も「飽きるほど」説明してきました。

 しつこいようですが私は目下著しく体調を崩していますので、確認できたことだけを申しますと、麻生副首相の認識は「わが国の情報もきちんと伝えている香港フェニックスの記者が挙手もせずしゃべり出した」ということだけです。

 つまり、何度聞かれても同じことをすでに知っている、よりによって香港フェニックスの記者が、香港の民主化問題にも触れてきたフェニックスの記者が、一体どうしたのか、ということでした。麻生副首相はすべて知っているようです。

 その上で、麻生副首相は日中の決定的な差に関する当たり前のことしか述べていません。間違った発言ではないのです。私に麻生副首相をかばう意図はありませんが、毎度中朝(この場合は中共側と朝日のこと)の感情的連携がとてつもないではありませんか。

 今なら「エモーショナル」と申すべきでしょうか。

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『麻生叩きの「中朝連携」』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    当該記事の「世界に恥さらす」とは、要するに「世界に中共の恥部(ルール無視のマスメディアや日米からまったく相手にされていないAIIB)がさらされた」ということでしょう。いや、そうに決まっています。それにしても先生が先日ご指摘の通り財務大臣が麻生氏で良かった。現段階での政権政党が「自由のないほうの民主党」でなくてよかった。バンドンでどんな演説されたか、終戦記念日にどんな談話を発表されたか、考えただけでゾッとします。

    ツイッターなんかを見ていても、これで麻生氏を批判しているのは中朝御用達の自称ジャーナリストと国籍不明の、それこそ反原発を唱えながら放射性物質を首相官邸に飛ばそうとするような連中ばかり。心ある、というよりも至極まともな日本人は「地球上に恥を晒しているのは中朝と朝日新聞だ」と、冷静に見ていますよ。朝日新聞は辺野古移設反対のために、よりにもよって自社で行った世論調査の結果を1面トップに持ってくるという劣化ぶりで、感情的な「朝日叩き」に与するつもりの全くない私でさえ擁護のしようがありません。原告が3万人近くに膨れ上がった訴訟も待っていますし、一人の「愛読者」として日本の大手新聞社の末路をじっくり見守っていきたいと思います。

    最後に先生、お体どうかご自愛くださいませ。

  2. 津軽富士:

    ここ最近お身体がご不調の様ですが、
    ご回復の兆しは中々見えないのでしょうか。
    非常に心配です。
    心よりお見舞い申し上げます。
    それにしても、未だマスコミに大きく影響される国民が多い為、
    ともすれば、まっとうな政府が行う国益に資する政策が理解され難い、
    延いては思い切った政策に踏み込む事が困難な状態になっているのは
    甚だしく嘆かわしい事であります。
    ともあれ、ご自愛頂き一日も早いご回復をお祈り申し上げます。