沖縄県に説明してもムダ
http://www.sankei.com/world/news/150323/wor150323……
▲産經新聞:パラオ海中「旧日本軍艦」から中国国旗消える
天皇陛下と皇后陛下は来月八日と九日、パラオ(帛国)へ御行幸啓になります。昨年十二月中旬のトミー・E・レメンゲサウ大統領の来日前に政府が現地の状況を確認し、一月二十三日に日程が閣議決定されました。
また二十二日には、天皇皇后両陛下が帛国の中でも特に激戦地となったペリリュー島からの生還兵お二人と御所で御懇談になられています。現地の慰霊碑を守る生還兵の方もいて、帛国民に大日本帝國時代を悪く言う人は私の知る限り誰もいません。
日帛関係が緊密な友好を維持してきたのはよく知られていますが、私は政府関係者から「サイパンにしても中共人観光客の激増がわが国との関係を変えてしまう可能性はある」と聞きました。
海底に沈む旧海軍給油艦「石廊」に中共の五星紅旗を結びつけたのが何者かは知りませんが、恐らく自然に外れたことが「日帛の友好を守れ」との先人たちの声だったようにも思えるのです。
http://www.sankei.com/politics/news/150323/plt150323……
▲産經新聞:沖縄知事、辺野古海底作業停止を指示 手の平返した県…昨年は図面・協議「不要」 「知事の意くみ豹変」県幹部指摘
三月二十二日記事で取り上げた米国駐日大使・駐沖縄総領事脅迫事件ですが、ひょっとすると犯人の真の狙いは日米両政府ではなく沖縄県の翁長雄志知事だったのではないでしょうか。
翁長知事は「反基地」闘争派に最後まで脅され続けるかもしれません。為政者や首長が強硬姿勢を表明してしまうと、当初の支持団体が強硬な反対勢力になりかねないのです。
中韓の指導者を見ていればそれは明らかで、安倍晋三首相が中韓に首脳会談の開催を何度も申し入れるなどの姿勢は、よって為政者として正しいと申せましょう。
何度も申しますが、私も辺野古沖移設に反対であり、政府の言う「説明する」相手が違うのではないかという立場に変わりはありませんが、なぜなら米政府の中に「日本政府が『辺野古はもう駄目かも』という説明をしてくれば検討の余地がある」という意見はあると聞いています。
安倍内閣は、対米説明を最初から否定すべきではないのです。嘘だと思うなら一度言ってみてください。