韓国のわめき方の半分も…

皇紀2675年(平成27年)3月5日

 http://www.sankei.com/world/news/150303/wor150303……
 ▲産經新聞:韓国反発「日本寄りだ」に戸惑い 国務次官発言で米政府「特定の指導者へのものでない」
 http://www.sankei.com/world/news/150304/wor150304……
 ▲産經新聞:慰安婦問題は「女性の売買」 シャーマン発言問題で米国務省、韓国に補足見解

 米国のウェンディ・ルース・シャーマン国務次官の演説に対し、韓国政府が猛反発したことをあれこれ批判するのは簡単ですが、これが米国に於いてまで中韓の「反日」工作が浸透してしまった原動力であり、私たちはまずわが国政府が何も言わないことこそを批判すべきなのです。

 在米日本人有志が米カリフォルニア州グレンデール市などでのいわゆる「慰安婦像」設置に対する訴訟に敗れたとき、ここに彼らの声としてご紹介したように、在米日本人たちが落胆しているのは、まるで日本政府の援護射撃がないことにほかなりません。

 安倍晋三首相は自身が、すでに修正された歴史を正そうとするのに「歴史修正主義者」または「右翼」というレッテルを貼られていることに慎重に対応しようとしており、なかなか動けないのでしょうが、だからこそ欧米各国で現地人を使ったロビーを機密費で始めておかなければならないのです。

 先日も申したように、米国では日本人の子供たちが侮蔑的人種差別に遭っています。実は一刻の猶予も許されません。衆議院予算委員会で安倍首相は、米国の一部の州でとんでもない歴史教科書が使われていることも知ったではありませんか。

 http://www.sankei.com/world/news/150305/wor150305……
 ▲産經新聞:韓国反発「日本は説明を」 外務省HPの「価値共有」文言削除で

 よって、詰まるところわが国は韓国とほとんど何らの価値観も共有していないことに気づいたのです。

 残念なことですが、本当は中共のことで頭がいっぱいの演説をしたシャーマン次官が「韓国寄り」の釈明をした中で述べた過去の「河野談話」や「村山談話」は、決して日韓の価値観の共有を証明できませんでした。むしろ両国の隔たりを広げたのです。

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『韓国のわめき方の半分も…』に1件のコメント

  1. 反町邦夫:

    グレンでール在住邦人の心情を察すると、訴訟が却下された事は残念です。
    この行動を、愚かだとする一部保守層の声にはあきれてしまいます。
    日本政府も「根拠のない主張による慰安婦像が第3国に設置された事は看過できない」
    とのコメントくらい出さないといけません。黙っているのは認めたことと同義です。
    韓国と同じ土俵に上がることを避ける戦略よりも、確実に反駁しておく方が、確実に勝る。
    外務省がHPの内容を一部削除しただけでも、過剰に反応してきましたね。
    鬱陶しいけれど時間差を利用してコメントを出しておくべきです。