大阪公募校長問題の背景

皇紀2674年(平成26年)8月2日

 http://www.asahi.com/articles/ASG7042Z5G70PTIL00P.html
 ▲朝日新聞:大阪市の公募校長2人を免職・減給 経歴詐称やトラブル

 教育に政治の介入を許した大阪市の橋下徹市長は、日本教職員組合(日教組)の増長をむしろ煽っているわけですが、昨年四月から公募採用された大阪市立小・中学校の校長のうち、すでに四人も問題を起こして途中退職になっています。

 採用過程にその原因がある上に、やはり政治の介入が露骨だとこうなるという典型であり、ゆえに政治的中立性を拒絶した日教組や全日本教職員組合(全教)による本来地方公務員法違反の政治活動を認めていてはいけません。

 ただ、これほどあからさまに公募校長だけが問題行動を密告され、発覚する背景には、やはり「日教組が自分たちの影響下にない公募校長を嫌悪して密かに張りつき、粗探しをして大騒ぎしている」という指摘があります。これは、現場からの声です。

 今回ついに懲戒免職処分者を出しましたが、日教組が自分たちで推薦して昇進させた教頭や校長に一切問題行動がないはずはありません。彼らの不正はほとんどの場合、日教組の主導的教職公務員たちによって隠蔽されてきました。

 何ごとにも民間の論理が勝るわけではなく、日教組のような公務員組合組織の言い分が正しいはずもありません。

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『大阪公募校長問題の背景』に1件のコメント

  1. ゆき:

    高校で忙しいのは教頭で、昔は分会のボスが職員を動かしていた。女性は中高では独身女性が男性並みにこきつかわれる。既婚女性はその半分も働かない。組合が家庭を大切にしようという趣旨で、担任や生徒指導部から外すのは当たり前。長くいて教育者づらする女性がいるが、若い頃鍛えられていなくて給料だけ昇給し、その実は心臓に毛の生えた口だけうるさいお姫様のようなもの。非組合員は叩かれる。
    企業の方がきついと思い簡単に応募する人がいるが、何が問題かわかっていない。同和地区なら、それなりの対応もいるし、大変な仕事だ。しかし、一番しんどいのは組合の頭のおかしい教職員対策だろう。大阪の高津高校(織田作出身校)で、住友から公募で校長になった熱心な人が、組合員に訴えられてやめてしまった。労働強化が反発を招いたらしい。府の教育委員長は英語ボーイで、国際化を叫んでトフルなどの成績重視が教育と考えているらしいが、困難校には何も対策ができていない。教育界で少しは経験を積んでいないと企業から来た校長は役に立たないと思っている。