経団連は一層おかしくなる
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140118/biz140118……
▲産經新聞:革新的な素材でコスト削減 東レ・日覚昭広社長
日本経済団体連合会(経団連)は既に、六月で退任する住友化学の米倉弘昌会長の後任に、東レの榊原定征会長(元経団連副会長)を起用する人事を固めています。
消費税率の引き上げと環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を政府に要求し続けてきた米倉会長は、その後任人事の異例尽くめから見ても、経団連会長の地位を凋落させた張本人と申しても過言ではないでしょう。
首相官邸には今井尚哉政務秘書官(元資源エネルギー庁次長、新日鉄の今井敬元経団連会長の甥)がおり、次期会長候補だったコマツの坂根正弘会長(当時)が旧年四月に退任したのも、経団連人事から逃れたかったがための退任劇だったとの見方が有力なほどです。
そうしてわざわざ副会長経験者から選出された榊原次期会長ですが、早速安倍晋三首相に十四日、日中韓関係の改善を注文しました。東レには連結子会社「東レ尖端素材」が韓国にあり、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂の関連技術を韓国南西部の全羅北道群山市にある工場へ移転した過去があります。
また旧年秋、韓国の水処理膜大手の熊津(ウンジン)ケミカルを買収しており、韓国から外資が流出している中、東レはこれに逆行した経営方針を続けてきました。特に日覚昭広社長が産經新聞社の取材に応えているように、支出削減と炭素繊維事業の拡大は、韓国への投資に全て帰結するのです。
これは国内への製造回帰と給与引き上げ、雇用と内需の回復を促す安倍政権の方針に反しており、東レの事業規模で経団連を取り仕切れるとは思えませんが、今後ますます経団連会長がおかしな言動を始める予感がします。
——————————
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140118/biz140118……
▲産經新聞:「誰が経営しても無理」 JR北海道に石破氏
自民党の石破茂幹事長は十八日、党本部で開かれた都道府県の各支部連合会青年局員との会合で、北海道連の参加者から「国がJR北海道の大手術をしてほしい」と要望されたのに対し、「電化率が悪く、重いディーゼルカーが古い軌道をぶっ飛ばして走っている。事故が起きない方がおかしい。誰が経営しても無理だ」と述べました。
私は十六日記事で、旧年に引き続き「JR北の改組を政府に求めよう」と呼びかけましたが、国土交通省は目下、JR北に事業改善命令を下す準備に入っており、大規模監査を決行させた滝口敬二鉄道局長は首相官邸からの指示を直に受けて動いています。
自民党の道連関係者から、私が申したのと同じ訴えが出るのも当然です。軌道検査数値の改竄など、未電化路線が多いことと殆ど関係ありません。何度も申しますが、保守点検業務を労働組合主導でやっていることが問題なのです。
石破幹事長の現状認識は著しく甘いと指弾せずにはいられません。ただ、現状のまま経営陣の首を挿げ替えても何ら解決しないのは事実でしょう。問題の根源は、JR北に存在する四つもの労組です。
そして、自民党が絶対に認めたくない「分割民営化の失敗」という真実があり、これは恐らく石破幹事長のみならず安倍首相も否定するでしょう。であれば、なおJR北を改組してでも帳尻を合わさなければなりません。徹底的にやってください。
皇紀2674年(平成26年)1月19日 8:40 PM
名護市長選 愚民党の負け!稲峰氏が再選されたようです。
名護市長選>稲嶺氏が再選確実 普天間移設反対
毎日新聞 1月19日(日)20時20分配信
名護市長選、稲嶺氏が再選確実 辺野古移設に反対
朝日新聞デジタル 1月19日(日)20時6分配信