何もしないオバマ政権に…
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014010300135
▲時事通信:対中韓関係改善へ具体策を=靖国参拝受け、日本に要求-大統領訪日に影響も-米方針
時事通信社は三日、米オバマ政権が安倍政権に対し、中共と韓国との関係改善に向けた具体策を求める方針であることが、複数の米政府高官によって明らかにされた、と報じました。
この下敷きには、米ブッシュ政権時のリチャード・アーミテージ元国務副長官に取材した「『米中関係の意味明確に』=日本の集団自衛権支持-アーミテージ元国務副長官に聞く」(四日配信)という記事もあり、時事通信社として自信を持っているのかもしれませんが、ジョセフ・ナイ氏らも加わった世に言う「アーミテージ・レポート」の時代などとっくに終わっています。
バラク・オバマ大統領は単に民主党だからということではなく、外交・安全保障に対する意欲が低すぎるのか、国内経済の回復で手一杯なのでしょう。殆ど何もしません。
これまた何度も申しますが、同じ親中派でもヒラリー・クリントン前国務長官が中共との盛んな対話を望んだのに対し、現在のジョン・ケリー国務長官はいわば中共の話をただ聞くだけです。
私が靖國神社の本当の問題を申した昨日記事に対し、読者の方からお尋ねがあった通り、安倍晋三首相はオバマ政権が頼りにならないことを明らかに見越してきたと思われます。
それは、つい最近ですと旧年十二月二十七日記事で「ジョー・バイデン副大統領の来日時によほど米国側の対中姿勢に不満を抱き……」と申したように、安倍首相にしてみれば「日中韓関係を改善しろ、靖國参拝を控えて欲しかったと言うのなら、日米同盟を一から見直すことになる」とは少しきつい表現ですが、しかしながらこれに極めて近い感覚を持っているはずです。さもなければ年間で相当数に及んだ諸外国首脳との会談も、靖國参拝もありませんでした。
韓国の尹炳世外交部長は訪米し、わが国との「靖國問題」という言い方で対日批判の協力、或いは理解を求める予定になっています。しかし、ならば「大使も親書も送った安倍首相が参拝する前の一年間、朴槿恵大統領はどのような態度をとりましたか? 日韓関係は良好だったのですか?」と本来なら米政府は韓国に問い質すべきでしょう。
ところが、中共に持っていかれそうな韓国を引きつけることも、経済関係はともかく中共を激しく牽制することも、いずれも米国自身の中長期的利益にかなうにもかかわらず、オバマ政権はやりません。だから「失望した」という声明が大使館から出されたのです。
もし、占領憲法(日本国憲法)下の在日米軍基地供与取引(日米安全保障条約)の拡充を彼らが拒絶するというのなら、賛否はあるでしょうが、私は一向に構いません。太平洋防衛を日米が協調して取り組むことに変わりないことは確認させてもらいますが、ただ普天間飛行場から出て行けばよいではありませんか。辺野古に施設を作る必要などありません。
そう言い出した頭のおかしな日本の首相に振り回されたのは、一体どこの国の政府なのですか?安倍政権は何もかも全てを交渉の切り札に出来るはずです。米政府には説得の余地が残っている、と申すより、わが国は米政府に未だ大して何も説明していないのですから。
皇紀2674年(平成26年)1月7日 8:19 AM
【都知事選】
維新石原氏、田母神氏を支援へ
2014.1.7 07:40
猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選(1月23日告示、2月9日投開票)で、日本維新の会の石原慎太郎共同代表が、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)の支援に回ることが6日、複数の関係者への取材で分かった。石原氏は7日に行われる田母神氏の出馬会見に同席する。
関係者によると、田母神氏は5日夜、都内で石原氏と面会し、出馬の意向を伝えた。維新は都知事選対応を「白紙」(党幹部)としているため、石原氏は「あくまで政治家として個人的な立場で応援する」と応じたという。維新からは平沼赳夫国会議員団代表も個人的に支援する方向だ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140107/stt14010707410000-n1.htm
皇紀2674年(平成26年)1月7日 8:19 AM
日本のために、田母神閣下が都知事になられることを、祈っています。