日韓首脳が慰安婦賠償言及
台風15号がわが国に接近しています。進路に当たる皆様は、くれぐれも洪水や土砂崩れなどにお気をつけ下さい。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011092000636
▲時事通信:元慰安婦請求権、首脳会談で=韓国
野田佳彦首相と韓国の李明博大統領が21日に行なう米国での日韓首脳会談で、かつていたとされる議論がある元従軍慰安婦の賠償請求権をめぐる問題に言及するといいます。
この議論については、全く結論が出ていません。にもかかわらず、わが国は河野洋平元官房長官と村山富市元首相が謝罪を表明し、賠償基金まで設立されました。
野田首相がどう対応するかに注目している方がおられるでしょうが、どのような言葉を発するにせよ、基本姿勢は以前にご紹介した在日本大韓民国民団(韓国民団)に対する野田首相(当時副財務相)の態度に表れています。
http://youtu.be/3k79ozsd_-8
▲YOUTUBE:韓国民団の選挙協力に感謝する、民主党野田佳彦議員(再掲)
平成21年1月10日、当時の麻生太郎首相は李大統領に以後の慰安婦謝罪要求放棄(つまり、日本の予算の一部を韓国には横流ししないこと)を誓約させ、民主党はこれに猛烈な批判を加えました。
当然、韓国国内でも「大統領の親日(=韓国では売国)行為」との非難が沸き起こり、李大統領はわが国に民主党政権が誕生したのを契機に、例えば島根県隠岐郡隠岐の島町竹島への侵略を推し進めることで従前の非難をかわそうとしています。
そもそも昭和40年のいわゆる「日韓基本条約」で賠償の問題は一切解決していますが、のちの韓国政府はこれを反古にし、今改めて誓約をも反古にしているのです。これほど信用出来ない国家はありません。
この議論に於いて重要なのは、慰安婦が従軍を強制された「娼婦」の存在であり、且つ当時の朝鮮人女性が大量に従事させられたか否かは関係なく、それは歴史の検証作業であるということです。問題の焦点は、韓国政府がことごとく条約や誓約を破っていることに他なりません。
私は一方的に「朝鮮人従軍慰安婦などいなかった」とは断言しておらず、いたか否かの歴史に関する議論は両論を併記することで解決すべきであると主張してきました。勘違いしていただきたくないのはこの点であり、慰安婦を頭ごなしに否定する立場で韓国政府をいわば「嘘吐き」呼ばわりしているのではないのです。
むしろ一方的に私たちを「ただの反朝鮮」と決めつける「反日本」の方々の言動など、私にはまるで通用しないと覚悟して下さい。これは、ごく一般的な認識を日韓両政府に問うているのです。私の申す主旨にご賛同いただけるならば、ともに堂々と立ち向かってまいりましょう。