忍び寄る中共海軍艦8隻

皇紀2671年(平成23年)6月9日

 南支那海上で中共が越国(ヴェト・ナム)の資源探査船に実力行使したのが、今月1日でした。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110608/plc11060821520015-n1.htm
 ▲産經新聞:中国艦艇8隻、沖縄近海を通過 遠洋訓練「常態化」…外務省、抗議しない方針

 海上自衛隊は8日、午前0時ごろに中共の人民解放軍補給艦と潜水艦救難艦など3隻、正午ごろにはミサイル駆逐艦とフリゲート艦など5隻が通過したのを確認しています。

 彼らが日米両国の出方を探っていると言えば聞こえのよい分析でしょうが、米中は対立と協調を繰り返しているようで実は協調しかしていません。

 一方、例えば中共外交部と人民解放軍はまるで連携し合っていませんが、共産党が経済を中心に米国との協調を続け、中共人の肌に馴染む資本主義という「賭博経済」に人民解放軍自体も溺れていますから、軍も米国との協調だけは大いに理解しているのです。

 すなわち中共は米国に対して、沖縄県近海の公海上を航行する常態を認めさせ、米国は既に認めていると見られます。米国にとって、東京都沖ノ鳥島近海よりさらに太平洋上の航行を彼らが常態化させなければ、文句はありません。

 問題は、わが国など完全に無視されているということです。日本国憲法に於いて違憲となる自衛隊を「自衛権」の御託を並べて米軍の傭兵にさせたままとし、大日本帝國憲法に於いて合憲という絶対真実を確認しないのならば、決してこの現状は変わりえません。

 何度でも申しますが、保守主義の何たるかを語ってきたお歴々は、沖縄県石垣市尖閣諸島を守り、東支那海ガス田の採掘を訴え、中共と闘うことも辞さないと肝に銘じてきたのではないのですか? それとも、あれは単なる「中共が嫌いなだけ」「外敵を作って自分の精神的抑圧を解消したかっただけ」なのですか?

 何のために領土・領海・領空を守るのでしょう。すべてわが国(皇国)とわが国民(臣民)の豊かで安定した暮らしを守るためではありませんか。それを未だに米軍に抑えられ、北朝鮮の工作員に国民をさらわれるがままにし、人民解放軍の侵入を許して、ありもしない日米同盟を信じ、まんまと米国政府の方針に実は裏切られたと知った時、間違いなくその時はもう手遅れです。

 そして他国ばかりを非難して、一体私たちは何をしてきたのでしょう。米国主導の原子力発電ありきで、領海内にある目の前の資源を採ろうともせず、国土(皇土)を大いに耕して食糧を自給しようともせず、何事もカネで解決すると思って資産を貯め込んではみたものの、わが国の資産は米国政府や世界銀行にいつでも自由に使えるカネだと思われています。

 結局、原発に依存するしかないと主張する右派・保守派は、米国を煙に巻いて中共と闘う信念などなかったのでしょう。私は絶対に「自立再生」を目指す政治信念を捨てません。

 真正保守政策研究所:新しい資源エネルギー政策を提言します

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『忍び寄る中共海軍艦8隻』に2件のコメント

  1. matu:

    原発も憲法も同じ構造になっています。
    原発も占領憲法も「米国支配層の虚偽」が発端であり
    彼らの支配を強固にするための道具なのです。

    1945年日本の占領がはじまった9月6日、連合国の海外派遣特派員にむけて
    ファーレル准将が東京帝国ホテルで発表した声明はまさしくプロパガンダ・・
    「原爆放射能の後遺障害はありえない。広島長崎では、死ぬべき者は死んでしまい、9月上旬現在において、原爆放射能のために苦しんでいる者は皆無だ。」
    ファーレルは、部下のウォーレン調査団が現地に行く前に発表している。勿論放射能の恐ろしさはよく承知していた、彼はマンハッタン(原爆製造)計画の副責任者であったのだから。そして同時に調査団には、
    「原子爆弾の放射能が残っていないと証明するよう」命令していた。
    米国公式発表には、後遺障害・内部被曝など存在しない。そして原子力産業はウソの上に広がって莫大な富を彼らにもたらした。米兵や米国民でさえ本当の恐ろしさを知らされずに人体実験に使われた(ネヴァダでもイラクでも)。それはつまり、占領下の我が国でもそのまま適用される。政府も原子力委員会もそのために存在する、決して国民のためではないと認識することが必要だ。「直ちに健康に影響はない」という学者たちも。
    ガイガーカウンターで内部被曝は測れない。測れない物は存在しないというのが彼らの基本的な見解だ。
    見えない、臭わない、味もないし測れない 何と言う都合のいい毒。

    人殺しの詐欺集団に負けたくない。

  2. 普通の日本人:

    アメリカに認められる事が自分達の人生で最も大切な事と刷り込まれてきているーステータスを築き上げる事になるからでしょうね!

    似非保守ポチ人種の先生方は、

    「母国」アメリカに「帰国」なさったら如何かと。